「ロシアのように戦争反対を言えない国にしてはならない」。法律事務所後援会での集会では、平和と民主主義を守ろうとの熱気が広がりました。力をあわせる日本共産党の議席を、やっぱり増やさなければ。私も決意も新たにしました。
議論のなかでは、いま参議院で審議中の刑法改定案も話題になりました。侮辱罪の法定刑に懲役・禁固を追加するものですが、どのような表現が「侮辱」にあたるか明らかにされず、権力者や政府への批判・批評を「侮辱」と認定される余地が残っています。
捜査当局が恣意的な判断をする可能性は、道警ヤジ排除事件でも明らかです。札幌地裁は道警の行為を違法としたのに、質疑のなかで政府は正当化してしまいました。これでは自由な言論・表現活動を委縮しかねません。
戦争には準備が必要で、とりわけ国民の支持がなければ攻撃は続けられません。他の国を見ても、そのために報道への介入を強めたり、国民の異論を排除するようになります。日本も同じような状況になってはいないか。「攻められたらどうする」と不安を抱え、統制されることも仕方ないとなった時には遅いのです。
いま日本が進むべき道は、戦争しないための外交努力。そして民主主義を根づかせていくこと。私もしっかり訴えたい。
昨日もお知らせしましたが、小樽・札幌にておこなう、山下芳生副委員長・参議院議員を招いた街頭演説は明後日に迫ってきました。多くの方に足をお運びいただき、日本共産党の勢いも示していきたい。
ウクライナ侵略に乗じた軍事国家づくりを許していいのか、大きな争点になってきました。ぜひ山下さんの訴えをお聞きください。いわぶち友参議院議員・佐々木とし子比例予定候補、もちろん私もマイクを握ります。
【今日の句】権力を 自由にしたら 危ないぞ