実行委員会主催による「憲法とくらしチカホフェス」は今回で6回目。元職ではありますが「国会議員とおしゃべり」コーナーにお招きいただき、白熱するほどの意見交換をさせていただきました。私が参加した時間帯は立憲・池田真紀前衆議院議員とのコラボとなりました。テーマは「どうしたら暮らしはよくなるの?」でしたが、出された意見は議員歳費や政党助成金、冬季五輪の札幌招致、マイナンバーや障害者福祉など多岐に渡り、ずっと頭はフル回転。池田さんもソーシャルワーカーの経験、海外にいた体験なども交えて真剣勝負の90分でした。
「野党がだらしない」という厳しい意見もいただきましたが、それも期待の裏返しと、話をうかがうなかでわかりました。今の岸田自公政権がいいとは思えないだけに、もどかしい思いをされていることが、ひしひし伝わりました。「国民が思考停止していないか」との発言を契機に、参加された方同士も含めて議論が白熱。「主権者として私たちの活動こそ大事」という意見もあれば、「国民の責任にしないでほしい」という意見も。しかし、このような場があってこそ民主主義が発揮されるということでは大きく一致されていたと思います。多くの方に、野党も含めた政治不信があるのは間違いないと思います。遠い世界の話と思う方もいるでしょう。がんじがらめの学校教育の影響などもありますが、しかし、声をあげよう・あげなければとの地下水脈のような根底はあるはずです。通りすがりに遠巻きながら、足を止めて聞いてくれていた若い世代の方々がいます。政治家が国家観・大局観を持つことは大事ですが、それが「上から目線」でなく、市民のみなさんと話し合い合意を築くことこそ必要だと思います。決して嘆く必要はないし、時代も歴史も無駄に流れていない。いろんなことを学ばせていただきました。統一地方選まで半年を切り、札幌東区での「宮川じゅんさん・平岡だいすけさんを励ますつどい」がおこなわれました。事実上の決起集会ですが、宮川さんがコロナ濃厚接触となりオンラインでの参加となってしまいました。しかし、その宮川さんの発言が力強い。医療・福祉・教育などの質問をくりかえし、統廃合が進められてきた道立高校の基準を見直させることもできました。同時に、あと1議席あれば代表質問ができるし、圧倒的多数を占める自公道政へ立ち向かう力になるのが日本共産党だとの話は胸に響きました。平岡だいすけさんは、ガンを患いながらも十分な治療ができずに自死された方との出会いに触れて「生きづらい社会を変えよう。そのために市議会へ再び送ってほしい」と力強く訴えられました。ちなみに東区は太田秀子市議と2議席をめざすため、今日は平岡さんの担当地域における集いでした(太田さんの担当地域は次週におこなわれます)。紙智子参議院議員から国会報告を兼ねて、宮川・太田・平岡の「東区・革新トリオ」を再びとの呼びかけ。3人の勝利へ、私も心ひとつにがんばりたい。【今日の句】大丈夫 意志あるところ 道があり