令和5年度自由民主党愛知県支部連合会大会がANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で開催された6月24日(土)、県内選出の国会議員や地方議員、党員・党友、支援団体らおよそ1,000人が参加し、次期衆議院議員選挙に向けた結束を確認した。横井利明も県連執行部の一員として大会に参加した。
今年の大会では、来賓として萩生田光一自民党本部政調会長をお迎え。
衆院小選挙区の「10増10減」に伴う候補者調整で、自民党東京都連会長でもある萩生田政調会長が公明党が進める東京28区での擁立を容認しない考えを表明したことで、公明党が「東京では自民党を推薦しない」ことを決めた経緯がある。
萩生田政調会長は自民党と公明党との関係を「夫婦げんかは離婚の危機があるが、兄弟げんかは仲直りをしなければならない。我々は夫婦ではなくて兄弟だと思っている」などとよくわからない説明を展開。政調会長自身も未だ納得できていない雰囲気を周囲ににおわせつつ、会場の笑いを誘った。
大会内で県連幹事長の坂田憲治県議が行った「党情報告」の中でも、新設される愛知16区で連立政権を組む公明党の伊藤渉衆議院議員を推薦する方針を自民党愛知県連が決定した経緯については、相当行数を割いて説明。地元の反発にも配慮した説明となっていた。「連立政権を維持するため」はわかるものの、時間がない中での決定はややしこりを残したともいえそうだ。