地域の展望を、もっと語ろう

 今日は紙智子参議院議員と、北見市での演説会。オホーツク管内各地から足を運んでいただき、演説会後には4人の方が入党されました。雨の中ご参加いただき、本当にありがとうございました。

 紙議員は「今が政治を変えるチャンス」と切り出しました。裏金事件に対する国民の怒りは収まっていないし、今度の総選挙で厳しい審判を下すために日本共産党の躍進をと呼びかけました。

 物価高に苦しむ市民生活や中小企業の実態も示しながら、経済再生プランなど日本共産党の政策を紹介した紙議員。オホーツクの基幹産業である農業について、「農家が農産物輸入の調整弁にされている」と、これまでの自民党農政を厳しく批判しました。

 市民と野党の共闘を前進させ、自民党政治に厳しく立ち向かう日本共産党だからこそ、前進を阻むための攻撃も強くなります。紙議員は小林多喜二の母・セキさんの入党のエピソードに触れて「歴史を前に進めるか、後ろに引き戻すかの綱引きは今も続いている。いっしょに綱を引いてください」と、入党を呼びかけました。

 私からは道内各地で聞いた人口減少・働き手不足について、とりわけ▼医療・介護・福祉など命と健康を守る分野にこそ予算を、▼道路偏重の交通予算を切り替えて、JR・バス・船舶など公共交通の維持をーーと訴え。半導体ばかりの応援でなく、地域に根ざした産業の支援強化が大事なのです。

 桜井由美子市議が司会を務め、菊池豪一市議から募金や入党のお願いもありました。「初めから入るつもりでいたよ」という方、信頼している党員からの一言に「あなたに言われたら断れない」という方など、次々と入党していただいて嬉しい限り。

 「裏金事件に怒っていた。今日のような話は、なかなか普段は聞けない」との話がありました。テレビや一般新聞では報じられない、赤旗や日本共産党だから明らかにできることがあるし、展望を見出すことができると自信にもしたい。

 演説会後の出口で、造林の仕事をしているという若い方から、再エネの大型開発にかかわる危惧の質問もいただきました。釧路での大型太陽光パネルを心配されていたようです。国の規制の弱さなどの話に、理解いただけたかと思います。

 つまりは財界・大企業優遇の自民党政治が、再エネ分野で北海道を侵食する構図。再エネは利益優先のためでなく、地球と自然環境を守ってこそです。再エネが広がる北海道から、しっかり訴えていきたい。

 【今日の句】変えたいと 地域に力 あるはずで

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畠山和也
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