障がい者に配慮した信号機/9月議会に上程される議案について

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日は執行部から主要会派に9月議会に上程される予定の議案等についての説明があり、9月議会会派代表質問に向けての勉強会も行いました。

 

 

9月議会では予算案6件、条例案6件、その他6件が上程される予定です。

 

千葉県総合スポーツセンター体育館解体工事請負 についても入っております。

令和元年度台風により利用停止中となっている総合スポーツセンター体育館について、現地建替えするために 既存体育館の解体を行うもので、当時、私も視察に行っています(以下写真)。

 

 

 

解体後、建て替え工事に入り令和10年度供用開始を目指しているとのことです。

 

9月補正予算は主に以下のような内容です。

●地域公共交通を維持するための路線バス運転手の確保支援(対象者:県内に営業所を有する路線バス事業者)

●緊急輸送道路などに架かる橋りょうの老朽化対策(修繕9箇所)

●医師の労働時間短縮を推進するため、勤務環境の改善に必要な経費に対する助成の拡充

●長時間労働の医師がいる医療機関への医師派遣について新たな支援

●長生の森公園野球場照明設備設置事業(完成予定令和9年度)

●介護現場の生産性向上を図るため、特別養護老人ホーム等の介護施設が大規模修繕の際に併せて行う介護ロボットやICT設備の導入に対して助成

●PFOS等による地下水汚染拡大を防止するための補助制度の創設(汚染源等を解明する目的で市町村が実施する調査等に対し2分の1補助)

 

慎重に審議していきます。

 

本日、午前中は西千葉駅前の音響式信号機の確認へ。

 

 

皆様もご承知の通り、音響式信号機は横断歩道を渡る時に「カッコー、カッコー」「ピヨピヨ」などと音が鳴ります。

 

 

一方で夜なると住環境の影響を鑑み、鳴らしていない時期や場所もあります。

12年くらい前でしょうか、私が市議の時代に地元・我孫子市の住民から音響式信号機の音を夜は鳴らないようにしていただきたいという要望を受けたことがありました。

バランスが非常に難しいという現実があります。

 

今回、千葉市にお住まいの視覚障がい者の方が夜は信号機が鳴らず帰宅時に困っているというご相談に来られました。

 

 

2018年に豊島区で視覚障がい者の男性が信号機の音が鳴らない時間帯に事故に巻き込まれたことを受け、全国的に時間帯が見直されています。

関西では、住民の環境配慮などのバランスなども見ながら音ではなく振動の信号機が設置されたり、スピーカーを低く設置することなどで周囲への影響を軽減するなどといった取り組みが進んでいるとのことです。

確認後、会派で情報を共有し、県警と現状や対策について協議を行いました。

 

千葉県では八街市で8月23日の夜に車いすに乗っていた男性がトラックにはねられ、死亡するという事故が発生しました。

交通弱者への対策を進めていく必要があります

先進事例を研究して、会派で取り上げていきます。