関口参院議長、武見参院自民党議員会長にお願いしたいこと〜「良識の府」の矜持を持ち続けて欲しい!!

2024年11月24日 15時前。昼12時過ぎに始まった大事なミーティングが少し前に終わった。(ふう)移動中の列車の中で、本日のブログを書き上げてしまおう。 夕方からの臂伊勢崎市長の市政報告会には、何とか間に合いそうだ。(ふう) 今回のブログでは、久々に参議院のことを書く。欧州訪問の最中だった11月11日、参院本会議で、新しい参院議長に関口昌一参院議長が選出された。参院自民党議員会長だった関口氏の後任には、武見敬三前厚労大臣が就任することも決まっている!! 関口氏は、堂々の当選5回。参院自民党の国対委員長や総務副大臣などを歴任。過去5年間は、参院自民党のトップである議員会長を務めていた。 これでも、知事になる前は、24年間も参院議員を務めていた。参院議員として後輩にあたる関口さんのことは、もちろん、よく存じ上げている。 閣僚は経験していないものの、真面目な人柄で、人望も中身もある。参院自民党のかつての同志として、心からお祝いを申し上げたい。 「参院の独自性発揮」のために先頭に立って戦っていた政治家の1人として、関口新議長のご活躍を、大いに期待している!!関口議長、頑張ってください!! 機会があれば、どこかで一度、ご挨拶に伺うつもりだ。 敬愛する盟友、武見敬三前厚労大臣が、後任の参院自民党議員会長になることは、更に嬉しい!!国民にはあまり知られていないが、武見氏は厚労大臣としての2年間で、普通の大臣の5年分くらいにあたる「素晴らしい実績」を残した。 個人的には、石破内閣でも(例えば厚労分野の首相補佐官みたいな形で)日本の厚労政策をリードする立場で、引き続き活躍して欲しかった!!(残念) が、参院自民党議員会長は、参院の最大会派である自民党のトップであり、かつ党10役の1人でもある。ぜひ、参院の力を駆使して、必要な政策を前進させて頂きたいと願っている!! 皆さん、ご存知ですか?参院自民党の議員会長は、総理大臣(党総裁)の指名ではないことを!!参院自民党独自の選挙を行なって、組織が推薦する候補者(=参院議長)を決める仕組みだということを!! すなわち、(自民党が与党の最大会派であり続ける限り)「良識の府」のトップである参議院議長は、実質的に参院自民党が決定する。そして、組織として推薦する候補者(=参院議長)は、単に当選回数や経歴だけで決まるのではない。推薦されるためには、仲間からの「信望」が不可欠なのだ!! 関口議長は71歳。この後、少なくとも5、6年は、議長としてご活躍頂けるものと思う。実施的にスクラムを組む武見議員会長は73歳。それまで議員を続けていればの話だが、普通の流れだと、関口議長の後任としては、最有力の候補者になった。 ただし、(さすがに)80歳前後(?)で議長に就任というのは無理かもしれない。が、将来、(万が一にも)「武見敬三参院議長」が実現したとすれば、参院の顔として、これほどふさわしい人はいないと確信している!! 残念だったのは、橋本聖子元参院議員会長だ。旧安倍派による「裏金問題」がなければ、次の参院議長になる可能性は、かなり高かった気がする。初の(しかも女性)の50代議長が誕生するシナリオは、幻となってしまった!! そりゃあそうだろう。政治家としての経歴は申し分ないし、当時は、参院でも世耕氏が率いる清和会(参院安倍派)が最大勢力だったのだ!! 山本一太が自民党の参院議員だった24年間、「良識の府」のメンバーであることを、誇りに思っていた。6年間の任期がある参議院だからこそ、衆院とは異なる「長期的な視野」と「グローバルな感覚」で、国益のために貢献出来ると信じていた!! だからこそ、(ご本人は本当に申し訳ないが)当選3回で、何の実績もなかった伊達忠一氏の参院議長就任は、自分の続きをみる

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