不安の声に政府は向き合え

 今日は群馬県中之条町・渋川市へ。気温も上がり、「選挙のときはもっと暑いから気をつけてね」とも。「つどい」では、JR吾妻線や水道水のPFAS汚染など各地の切実な課題も語られ、国政でもしっかり取り上げなければと痛感です。

 中之条町では原沢香司・山田みどりの両町議、渋川市では加藤幸子・角田喜和の両市議が進行してくださいました。伊藤洋子・嬬恋村議も来てくださいました。渋川市ではキーボード演奏による「うたごえ」から、和やかに始まりました。

 私からは自己紹介の後に、参院選の争点となるだろう消費税減税やコメ問題、トランプ関税などで政策や党の値打ちを紹介。特に消費税減税は、掲げている政党は財源を示す責任があるだけに、あらためてていねいに私から述べました。

 JR吾妻線ですが、長野原草津口〜大前間が不採算路線であることを理由に、県や沿線自治体などの任意協議会が立ち上げられました。廃線は許さないと「吾妻線をいかす会」を住民のみなさんが立ち上げ、今日も署名用紙が参考に配られていました。

 JR北海道が廃線を進めてきたことから「北海道の取り組みを教えてほしい」との意見も。署名など住民運動はもちろん、専門家を交えた学習会やシンポジウム、何より「赤字路線は廃線が当然」という考えを突破することの必要性を私から述べました。

 鉄路は、山の中も川の上も雪深い地域も通るのですから、赤字になるのも当然です。北海道でも札幌圏の一部以外は、新幹線も含めて全路線が赤字です。だから国や自治体の支援が必要で、だから民営化した英国でさえ最国有化に進んだわけでした。

 渋川市の水道水PFAS汚染も、住民のみなさんが3月末に「PFAS汚染から市民を守る会」を結成しました。水源の井戸水からPFASが検出され、高いところで1リットルあたり116ナノグラムと、国の暫定基準値である50ナノグラムを大きく超えたのです。

 市議会で加藤市議が取り上げ、市も検査箇所を増やしてきました。ただ排水源の調査・特定は、県が「しない」と決めたことに市も合わせているとのこと。代替水の供給は進めていますが、「会」では家庭用浄水器設置の補助も求めていくとのことでした。

 何より国の規制基準がゆるすぎると、今日も不満と不安の声。なぜ国際基準まで引き上げようとしないのか。これも国政の場で訴えねばと、実際の状況を聞きながら痛感しました。

 「与党が減って政治を変えられると思ったのに、なぜ予算が通るのか。もっと共産党も言ってほしい」と、維新や国民民主が自民党を助けていることへの怒りも語られました。まったくです。

 やっぱり参院選で日本共産党を伸ばしてほしいと、私も熱く訴えたい。今日はご一緒できなかった高橋たもつ県選挙区予定候補ともども、押し上げてください。

 【今日の句】訴えも 暑さに負けず 熱くなり
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畠山和也
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