こんな方針は撤回を

 政府の「自宅療養」方針の撤回をと野党は一致、私は道労連などの「いのちまもる緊急行動」に連帯参加。怒りが爆発、不信は増大、「棄民政治を許せるか」との声も。ニューズウィーク日本版の見出しは「自宅療養で国民を見殺しにすると決めた菅首相」。野党だけでなく自民・公明からも撤回の声が出始めました。

 「訪問看護で在宅患者すべてを24時間、駆けつけて診られません。看護師が足りないのをどうするのか、診療報酬をどうするのか、自宅は病院じゃない」(道医労連)、「私たちの職員はがんばっている。菅政権のひどいやり方は許せません」(道民医連)など、マイクを通じた告発の言葉一つひとつが重い。三上友衛議長は「国民の命を守れない菅首相は辞めてほしい。いっしょに声をあげよう」と呼びかけました。

 大粒の雨が時折降ってくるなか、おそろいのTシャツと「#自宅は病床ではない」との目を引く横断幕に視線を向けていく方が多い。私も野党が一致して撤回を求めたことの報告と、必ず総選挙では政権交代をと強調しました。このまま菅政権が続けば、無責任さがひどくなる一方に違いありません。

 まん延防止措置が再び適用されたことで、飲食店などは再びの打撃です。ある喫茶店でも「減収なうえ、仕切りや消毒液などの支出分も増しています」と述べられ、各種支援金の支給の遅さや、書類不備だと何度も突き返されることも話題に。自然と「選挙があるよね」との言葉もあり、菅政権への審判をとの思いがふつふつ沸き起こっているのを実感です。

 コロナ禍とは別にJR貨物にかかわる懇談・調査を進めていて、今日は北海道支社からも話をうかがいました。何より北海道の特徴は農産物輸送で、実に6割ほどを占めています。自然災害のある年は減少、豊作の年は輸送量も増加と非常にわかりやすい実態なのです。本州からの生活品輸送も含めて、まさにライフラインとしての役割であることを再確認。問題意識の発端は、有珠山噴火にともなう代替路線としての函館本線(山線)についてだったのですが、いろんな角度からの検討が必要です。働く方からの話も聞けましたが、これは別の機会に。

 今日は党創立99周年の記念講演。ぜひ、こちらでご覧いただきたいです。日本共産党のことも、コロナ禍のことも、これからの日本社会の進路も、よくわかる講演です。著名人3人からのメッセージ、勢ぞろいした東京都議団の姿も嬉しい。明日もがんばります。

 【今日の句】よく見えた 自己責任の 冷酷さ

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畠山和也
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