一声ごとに社会は変わる

 今日は札幌市中央区を中心にした活動。街頭演説は途中で雨にもあたりましたが、地域の党員・後援会員さんが駆けつけてくださり、だんだん総選挙への雰囲気も高まってきました。労働者後援会の学習交流会でも「いっしょにがんばろう」との激励もいただき、「いつも Monday Evening を見てる。若い世代に向けて、さらに発信を」との要望も。総選挙まで限られた時間ですが、私も力を尽くしたい。

 その後の幌西地域での「つどい」でも、「社会を純粋に見て取り組む若い世代に期待している」との話が飛び交いました。気候危機やジェンダー平等などの今日的課題とともに、地域・職場・学園に根差した願い実現の活動に取り組んでいる若い世代は多くいます。もちろん働き盛り・ベテランの各世代もがんばりますが、新しい社会づくりへ若い世代とも力をあわせていきたい。街頭宣伝でも、立ち止まって演説を聞いてくれる若い男性の姿がありました。

 ところで昨日、「コロナ危機を乗り越え、暮らしに安心と希望を-ー日本共産党の新経済提言」が発表されています。中心点は、①医療、介護、保育、障害福祉など、ケアを支える政治に、②働く人の「使い捨て」をやめさせ、8時間働けばふつうに暮らせる社会に、③お金の心配なく、学び、子育てできる社会に、④コロナ危機で困難に直面している中小企業、農林水産業を支援し、地域経済を立て直す、⑤税金の不公平をただす-ー消費税減税、富裕層・大企業への優遇をなくす、⑥気候危機打開と一体に、災害に強い社会をつくる-ーです。全文はこちらで、ご覧いただけます。

 今回の提言では、必要な財源も示しています。コロナ危機への対応など緊急に必要なものは国債の増発で、消費税減税はじめ恒常的な施策については大企業優遇税制の見直しや、軍事費や大型開発の浪費削減などでつくります。今日の「つどい」でも「消費税減税の財源はどうするの」との質問があり、さっそく、この内容で話しました。数字や理屈の話は難しいものですが、そこをわかりやすく話すのが私の役目。納得いただいてホッとしました。

 それでも、多くの方に「市民と野党が力を合わせれば政治は変えられる」ということも、日本共産党の政策や値打ちも、まだまだ伝わっていません。今日の「つどい」に来られていた方も、1年前までは「共産党は小さいし、何か実現したいなら大きな政党の方が」との思いを持たれていたそうですが、同じマンションに住む方との対話から「しんぶん赤旗」を取ることになったとのことでした。

 そのお宅で昼食に手作りカレーをいただきました。こういう支えあい・結びつきや対話の大切さを実感する毎日です。一声あげるごとに社会は変わっていく。明日も元気にがんばりたい。

 【今日の句】地域でも 変える力は 広がって
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畠山和也
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