我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
本日も千葉県議会では一般質問。
本日は会派の代表質問のうち教育環境の整備の項目として取り上げた以下の項目についてお伝えしていきます。
●県立学校のトイレの洋式化
●県立学校のエアコン整備
●県立学校のバリアフリー化(エレベーター・スロープ等)
トイレの洋式化については、従来のスケジュールを前倒しして進めていく方針を打ち出していますが、県立学校にて実施をしている生理用品の無償提供事業を視察した際、生徒たちからは衛生面や快適性の向上という観点からトイレの洋式化を早急に実現してほしい、という声を多数いただきました。
災害時に学校が避難所となった際、学校のトイレが洋式化されていなかったために高齢者や障がいのある方、妊婦などが使いにくく、我慢をしたことによって健康障害を招く事例もあります。
さらに猛暑の深刻化などを背景に、生徒たちが1日の大半を過ごす学校においては生徒の安全確保のため、空調の整備を急ぐべき!
知事選中においても現役の県立高校に通っている生徒たちが知事にエアコン整備を要望をしている姿を見かけました。
※知事選@我孫子駅
水野質問:
県立学校のトイレの洋式化とエアコンの整備について、今後どのように進めていくのか。
教育長答弁:
●県立学校のトイレの洋式化率は、本年4月 1日現在57%であり、令和11年度までに完了するよう、校舎全体の大規模改修事業のほか、トイレのみを先行的に改修する事業や便器のみを交換する事業を併せて 実施することにより、着実に進めている。
●空調整備については普通教室は既に完了し、大規模改修が予定されている4校を除き、職員室などの管理諸室は今年度中に特別教室のうち熱中症リスクの高い音楽室や食品加工室なども令和10年度までに完了する見込み。
水野質問:
令和2年5月にバリアフリー法の改正により、既存公立小中学校等施設のバリアフリー化が努力義務化され、障害のある児童生徒等が休憩時間内の教室移動の際などに円滑に移動できるよう、エレベーターの設置やスロープによる段差解消をすることが望ましいと文部科学省から通達されています。
県立学校においては移動に配慮が必要な生徒が入学した場合、エレベーターの設置やスロープなどのバリアフリー化について、どのように対応しているのか。
教育長答弁:
エレベーターやスロープなどの整備については、計画的に進めているところだが、移動に配慮が必要な生徒が入学する場合はその都度、要望を丁寧に聞きながら個別での対応行っている。
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教育環境の整備については、本日、公明党の横山ひであき議員も取り上げ、エアコンは贅沢品ではなく必須だという主旨を発言されておりましたが、まさにその通りだと思います。
我が会派が取り上げた『熱中症対策』でも令和6年度に熱中症により救急搬送された 児童生徒は、千葉市を除く県内の公立学校において、68人、その内訳は発生場所別でみると、屋外が53人、屋内が15人であったとの答弁があり、屋内15人が救急搬送されるほどの状況は早急に改善すべきです。
県立学校に通う生徒、保護者の方々から様々なご意見やご要望をうかがっているので、ヒアリングや視察等を丁寧に行い、確実に取り組みを進めていくように働きかけていきます。
会派『千葉新政策議員団』代表質問③県立学校のトイレの洋式化・エアコン整備・バリアフリー化
