一昨日はむかわ町、今日は新ひだか町へ。両町とも来春に町議選を迎えます。街頭演説中も声をかけてくれる方や、団地で最後まで話を聞いてくださる方など、あたたかい雰囲気に私も元気をいただきました。
むかわ町は北村修・大松紀美子の両町議、新ひだか町は川合清町議が、地域の切実な声を議会に反映しています。町のことは何でも知ってるくらいの議員に、いつも私も頼ってばかりです。むかわ町の「つどい」では、大松町議から町の復興事業についての報告も。拠点施設である「四季の館」の再編に、住民の声を反映させようと呼びかけられました。ちなみに、この日の「つどい」も四季の館でした。
「各自治体でコンサルティングにかかる費用が増えている、と聞きました」との質問も。町の事業を民間が請け負ったり、コンサルティングの多用は国も後押ししています。多額の税金が費やされる一方で、くらし支援が後景に追いやられていないかはチェックが必要です。アイヌの方からは「歴史の改ざんなどあってはならない」「アイヌ子弟が進学できるような支援を」など、実態にもとづく大事な発言も。差別や排外主義を許さない世論をつくることにも、粘り強く取り組んでいきたい。
新ひだか町の「つどい」には、党員さんに誘われて、このような政治を語る場に初めて来たという方が次々と。「毎月でも給付金を出してほしいくらい」など、生活の大変さを話してくださいました。「共産党を応援してるのに、議席が減ってきて悔しい」「若い人が希望を持てる社会にしてほしい」と、熱い要望の意見も。人口減少が続く町で、若い人が定着できる雇用や産業の必要性も語られたことを、しっかり受け止めたい。
6月に静内対空射撃場で、国内初となる地対艦ミサイルの実写訓練がおこなわれた新ひだか町。先日は戦闘機が低空飛行訓練をしていた、との話も出されました。平和についての不安も、高市政権の言動で強まっているのです。政府の経済対策・補正予算では、くらしも地域も良くなりません。いっそうの軍事大国化も進みかねない。もろさと弱さをもっている高市政権を早く終わらせて、新しい政治を。やっぱり地域に足を運ぶことが大事と再認識です。
【今日の句】くらしより 自民助ける 過半数
この経済対策で地域は良くなるのか
畠山和也



