今日のブログは総務防災常任委員会で継続して取り上げている議会棟を含む県庁舎におけるトイレの洋式化・多機能トイレについてです。
県庁舎のトイレの基本的な構造は男女ともに洋式1・和式1の合計2基となっており、トイレの洋式化が急がれます。
特に議会棟には議員の本会議質問の傍聴に百人単位で県民が訪れることもありますし、請願や陳情、ご相談などで車椅子や白杖を活用される障がいのある方々など、多くの県民が来庁されます。傍聴者が入られるときは1階のトイレは長蛇の列になります。
本庁舎においても同様であり、選ばれる魅力ある職場環境のひとつが「トイレ」であることは明白です。
多様性尊重条例を策定している県庁舎のトイレがこの状況では、千葉県で働きたい、と思う人も少ないかもしれません。
ちなみに私はこの10年間で多くの大学生を傍聴や見学に来ていただきましたが、皆さん「トイレが・・・」と言います。
トイレ自体は綺麗ではあるのですが、実質1基の洋式トイレをその階の人みんなで利用することになります。
「多様性とか快適な職場環境という以前に普通に不便であり、毎回委員会で取り上げているが、早急に洋式化してほしい」と取り組み状況を質疑し、要望しました。
現在、千葉県庁には302基あり、そのうち145基が洋式化されています。予算化していただき、昨年度は10基、今年度は20基(本庁舎11基、中庁舎6基、議会棟3基)を洋式トイレに改修する予定であり、この改修により、本年度末時点で全体の約55%に当たる165基が洋式トイレとなる予定との答弁でした。ちなみに多機能トイレは11か所。
質疑の中で洋式化率100%を目指すということでしたので、トイレ環境の整備に向けて引き続き、後押ししていきます。
繰り返しますが、トイレ自体はとても衛生的で綺麗です。
【総務防災常任委員会】県庁のトイレ問題!
水野ゆうき
