こんばんは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
本日も千葉県議会は一般質問です。
自民党、公明党、無所属の質疑でしたが、どれも大変重要な内容であり、納得するものが多くありました。
特に新型コロナウイルス感染症における千葉県の対応等について、千葉県においては公文書管理に関する条例はなくとも、失敗もすべて記録として残しておくべきである、という内容は重要だと感じました。
また、無所属議員から千葉県内の医療体制の中で山武長生夷隅保健医療圏についての質疑が行われましたが、こちらの医療圏では医師数、看護師数とも平均を下回っているのみならず、小児医療は小児科医が少なく、地域による配置の偏在があり、特に周産期医療でも地域差があります。
どの地域であっても公平にいつでもどこでもいざというときに県民の健康と命が守られる医療機能を担保するために、地域の課題整理や医療資源の確保な待ったなしで対応していく必要があります。
そして、本日の質疑でも取り上げられた鳥インフルエンザについてです。
昨年のクリスマスイブにいすみ市において鳥インフルエンザが確認されて以降、相次いで発生しており、本日深夜に8例目の鳥インフルエンザの連絡がありました。
この状況を踏まえ、本日午後6時以降、森田知事が野上農林水産大臣に対し、以下、要望を行います。
●県内養鶏農家に対する支援
●現状にあった防疫措置の仕組みの検討
●大規模発生時にも対応できる資材の供給体制の確保
●大規模農場における発生原因の究明
●財政支援の充実
7例目の2月5日の多古町の例時点で、県内採卵用のニワトリ約1,200万羽のうち約400万羽、3分の1が殺処分されることになります。千葉県は農場での殺処分と移動制限区域、搬出制限区域の設定、周辺農場と県内の全養鶏場に注意を喚起しています。
経営支援としては、発生農家に体制てすべて国が支援することとし、移動制限。搬出制限区域内の農家に対しては売上減少額又は飼料費・保管費・輸送費等の増加額を国(2分の1)県(2分の1)で全額助成します。
鳥インフルエンザウイルスは通常では人間に感染しないと考えられていますが、死亡した野鳥など野生動物は素手で触らないことや同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡していたら県や市町村に連絡をお願いします。