深川市の街頭宣伝には、20人を超えた党員・支持者のみなさんが駆けつけてくださいました。「畠山さんの元気な声が聞けてうれしい」と、ありがたい言葉もいただくと、ますますマイクを握る手にも力が入ります。北名照美市議が司会をしていただき、写真のように地元でつくった手書きの大型プラスターにも元気をもらいました。
宣伝後、深川市の党事務所に佐々木一夫市議が「ともにがんばりましょう」と顔を出してくださいました。市議会での会派は違うものの、市民と野党の共闘のもとで連帯してきた佐々木さんが、わざわざ事務所に足を運んでくださったことに私は恐縮してばかり。こういう結びつきを強めて安倍政治を地方から変える流れを広げていきたいと、あらためて心から思いました。
留萌市では、日本共産党・小沼清美市議の申し入れに同席しました。緊急の申し入れにかかわらず中西市長が応じていただき、ありがたい限りです。申し入れは道内各地の自治体に向けて日本共産党としておこなっており、新型コロナウイルスにかかわり検査・医療体制の抜本強化を求めることが中心的な内容です。
留萌市立病院は、留萌医療圏唯一の第二種感染症指定医療機関です。通常の感染症病床4床に加え、国や道からの要請を待つことなく病床確保に取り組んできたといいます。PCR検査での検体を札幌などに運ばなければいけないため、結果が出るまで疑い患者の保護もおこなってきました。その時間差を埋めるために病院で検査機器を購入する予定であることを中西市長も触れて、市立病院が大事な病院であることを強調されました。
先だって市立病院の職員から聞いたなかでも、新たな病床確保のために入院患者さんを転院してもらったり、手術などの延期、また受診控えも重なったことから大きな減収になっている実態をうかがいました。そうでなくても公立病院は、不採算であっても地域医療を守るために必要な病院なのであって、病院自体も努力しているもとで国がさらなる支援を急いで具体化するべきです。
人口減少も進む道内の地方都市で、留萌市も例外ではありません。医師・看護師だけでなく学校教員や保育士なども慢性的に不足しています。教育委員会でも、国への具体的な要望もうかがいました。当面の弥縫策だけでは解決できないほど矛盾が広がっています。「医療や介護、福祉・教育などを、国づくりの大目標に据えるべきです」と私からも述べました。
とはいえ、それまで待つこともできません。聞いた中身をしっかり反映させて、現場や自治体を支えるため1つ1つの具体化を求めたい。JR留萌本線も含めて、問われているのは国の姿勢であると痛感しました。
明日は北空知管内を駆けまわります。
【今日の句】国会を 開かぬ理屈 わからない