こんにちは、千葉県議会議員の水野ゆうきです。
今週から千葉県議会では連日、常任委員会が開かれます。
本日は私が所属する県土整備常任委員会が開催されました。
常任委員会においても、新型コロナウィルス感染症拡大防止のためにマスクを着用し、定期的な換気等を行いながら進行しました。
県土整備常任委員会では予算関係2件、条例案1件、その他1件のあわせて4議案を審議しました。
内容に関しては、令和元年度に土砂災害警戒区域の指定を予定していなかった区域においても土砂災害が発生したことを踏まえ、市町村からの情報提供に基づき追加の基礎調査を実施するための増額や県道銚子海上線のトンネル本体工事の請負契約について契約金額の変更等です。
また「土砂災害対策支援事業補助金」を新設し、対象戸数が1戸のため既存の支援制度の対象とならない土砂訪宅等の対策工事に対して市町と協調して支援を行うこととしたほか、近年全国で豪雨による水害が数多く発生していることを踏まえ、よりきめ細やかな河川監視体制の構築に向けて危機管理型水位計を増設します。
私からは「千葉県自転車活用推進計画(案)」について質疑を行いました。
千葉県が目指す自転車環境の見解を確認後、「千葉県自転車活用推進計画(案)」の中で施策として位置づけられている県内市町村における自転車ネットワーク計画を含めた自転車活用推進計画の策定状況について質疑を行いました。
現在、千葉県として自転車活用推進計画の策定を進めているわけですが、県内54市町村ある中で計画を策定しているのは19市町にとどまっているという答弁で、県と市町村の計画の整合性や目標等の合致という観点からも、未策定の市町村にどのように計画を策定するように働きかけをしているのか、取り組んでいるのか質問しました。
すでに市町村には県から計画を策定するように説明を行っているということですが、我孫子市においても未だ策定されていない状況ですので、地元市については、私から直接お話しを市側にさせていただいております。
また今年の7~8月に行った「千葉県自転車活用推進計画(案)」に対するパブリックコメントでは多くのご意見等が届いていると推察しています。
現在、千葉県が精査し、その内容を今後公表していく予定ですが、実際に自転車を活用しているサイクリストの十分に意見をしっかりと取り入れること、更にこの計画の策定には7部局17課が関わっているので横串で連携し、コロナ禍でより一層自転車のニーズも高まっている中で快適な自転車環境を整備していただきたいと要望しました。