庁議で語った「ペアリングの妙」〜得意分野の異なる2人の副知事がいるからこそ、的確な判断が出来る。

2021年5月18日 昼12時過ぎ。知事室でパソコンの電源を入れた。食休みをしながら、ブログを更新する。 朝は前橋市内の病院で右肩のリハビリ。右腕は相当、上がるようになったが、まだ捻る動きが難しい。回復が進むにつれて、理学療法士の方の治療も本格的になって来た。が、論理的で、信頼出来る先生だ。「あいたた…。」時々、痛むけど、我慢、我慢。焦らずにやれば、必ず治ると思う。 午前10時から週1回の庁議。今回は、県庁幹部の人たちに、ずっと話そうと思っていた「ペアリングの妙」について語った。内閣府特命担当大臣時代のエピソードを踏まえ、「人には、それぞれ適材適所というものがある。それぞれの得意分野で頑張ってもらうことが、組織としての総合力を発揮することに繋がる」と説明した。 特に強調したかったのは、「知事にとっては、宇留賀副知事と津久井副知事という2人の副知事の組み合わせこそ、『ペアリングの妙』だ」という点だ。 最先端の知識と行動力を兼ね備えた経産省出身の宇留賀副知事の斬新な発想と、県の財政や人事、地域の情勢を熟知した生え抜きの津久井副知事の知恵があるからこそ、知事としてバランスのある(地域の実情に合った)判断が出来る。県庁幹部の人たちに、そのことを(改めて)伝えておきたかった。 加えて、「県庁職員の能力やモラルは続きをみる

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