今週、ベトナム・ハノイでトランプ大統領と金正恩委員長による2回目の米朝首脳会談が開催されました。完全な非核化に向けた合意には至りませんでしたが、今回もトランプ大統領から直接、拉致問題が提起され、日本の考え方が伝えられたことは大きな成果です。トランプ大統領は首脳会談後、金正恩委員長と建設的な時間を過ごしたとしつつも、北朝鮮は部分的な非核化の見返りとして制裁の完全な解除を求めてきたが、米国はこれを受け入れなかったと述べています。日本としても、朝鮮半島の非核化を実現するとの強い決意の下、安易な妥協を行わず、同時に建設的な議論を続け、北朝鮮の具体的な行動を促していくとのトランプ大統領の決断を全面的に支持しています。トランプ大統領と安倍総理は、米朝首脳会談直前に電話会談を行い、日米で方針を確認し、拉致問題など日本の考え方を伝えていました。そして、米朝会談後にも、ハノイからの帰路に着続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』