私は今日までN国党に対して最前線で批判を続けてきた。
私に立花孝志ほどの知名度がないため、立花孝志の発信を完全に無効化するほどの力はないが、それでも立花孝志の作戦に日本の政治が蹂躙されるようなことがあってはならないと考えている。面白がって無批判に報じるのではなく、真正面から中指を立て、「くたばれ、クソが!」と言ってやらなければならないと思っているのだ。
先日、10月7日告示、10月24日投開票の参院補選・山口県選挙区にN国党から迷惑系YouTuber・へずまりゅうが立候補する計画があると報じられた。ご存知の通り、へずまりゅうは迷惑系YouTuberとして、窃盗や威力業務妨害の罪に問われ、懲役1年6か月、保護観察付きの執行猶予4年という判決を下されている人物だ。現在は控訴しているが、もしこの間に再び社会に迷惑をかけるようなことがあれば、逆に執行猶予の温情を受けられなくなる可能性もある。へずまりゅうには、今こそ自分のやってきたことと向き合い、他人に迷惑をかけず、慎ましくも幸せな毎日を過ごしてもらいたいと多くの人が願っているはずだ。
しかし、そんな「へずまりゅう」を客寄せパンダとして利用し、自分たちのお金に変えようとしている奴らがいる。それが立花孝志であり、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で(旧・NHKから国民を守る党)」である。
そもそも「へずまりゅう」には判断能力がない。判断能力のある人間だったら、今頃、こんなふうに刑事罰を受けるようなことにならなかったことだろう。だからこそ、これからの保護観察付きの執行猶予の中で、少しずつでも判断能力を身につけ、他人に迷惑をかけない人生を過ごしてもらいたいと願っている。しかし、そんな彼を再び「迷惑系YouTuber」の道に戻しかねないのが、国政政党の代表の立花孝志なのである。
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