泣き寝入りを強いる社会を変えたい

 今日は美幌町から津別町、そして30℃ほどの北見市へ。暑さに負けずと多くの方が足を運んでくださり、下校中の中学生から「がんばってくださーい」と熱い激励もうれしい。ごまかすことなく真剣に向き合うことこそ、若い世代とは大事だと思うのです。1人の人間として大事にされない経験は、若い世代もたくさん受けてきているんです。

 その現実を、身近なところで受け止めているのが地方議員のみなさん。北見市は菊池豪一・桜井由美子の両市議、美幌町の大江道男町議、津別町の巴光政町議と一緒にまわると、各地の状況がよくわかります。地域と国政を結ぶことができるのも日本共産党ならではです。

 夜に北見市内でおこなった演説会では、応援の訴えもいただきました。業者後援会から、北見市はコロナ禍当初にクラスターが発生したため全国的に話題となり、その後の感染拡大とあわせ業者の苦難が続いた実態を生々しく紹介。物価高騰の実態を前に「何としても消費税減税とインボイス導入中止を」との訴えも、重く受け止めました。

 労働現場からは「13万円ほどの給料で働く保育士が、土日に別の仕事もして生活を成り立たせている」と、驚きの実態も出されました。「若い人たちが『何か言ったら辞めていいと言われる』からと我慢する、モノを言えない日本でいいのか」と力強い訴えに、うなずく姿が多くありました。自己責任を押しつけてきた新自由主義のひどさを、何としても変えねば。私も力を込めて訴えました。

 ガマンと泣き寝入りを強いられてきた、若い世代と働く仲間の現実を何度も聞いてきたはずなのに、まだまだ変えられない現状にもどかしさもあります。「代わりは他にもいる」という人を人と思わない社会は、働き方だけでなく、戦争での命の軽視につながるものだと思うのです。今こそ人間らしく生きられる社会をと、わかりやすく伝わるよう声にしていきたい。

 明日は遠軽町へ、夜には事務所びらきで札幌市へ。明日も元気にがんばります。

 【今日の句】つながって 社会は変わる 変えられる

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畠山和也
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