また一気に円安が進み、あらためて日銀・黒田総裁の「値上げ許容」発言が腹立たしい。撤回したものの本音が現れたものだし、そもそも庶民の生活がわかっていないのではないでしょうか。
「年金減額通知が届いて、帯広でも不満の声を聞いた」とは、佐々木とし子比例予定候補。賃金も上がらず年金も減っているなか、物価だけは急上昇。どうしてこれを許容などできるのか。白石区の集会でも「消費税減税」「年金削減ストップ」「教育・子育て予算を増やそう」との訴えに「そうだ」の声が何度もあがりました。
何しろ物価が上がるたびに、払う消費税額も連動して増えるのです。成立した補正予算も、効果が見られない燃油対策のほかは予備費の積み増し。くらしや経済の苦境に応える本気さが見られません。それでも軍事費だけは増やすという、このような岸田政権を信任していいのでしょうか。
白石区の集会では伊藤りち子道議予定候補、さとう綾市議もあいさつ。札幌は2030冬季五輪招致も大問題で、住民投票さえしない、民意に背を向ける市政・議会のあり方も問われています。国も一体に進めているのですから、くりかえし私も訴えていきたい。
党中央委員会では参院選政策を発表しました(こちら)。日本共産党が伸びれば、●平和を壊す逆流を止める力、●新自由主義を転換して「やさしく強い経済」をつくる力、●市民と野党の共闘を前へ進める力、となれます。比例での前進とともに、北海道では私が議席を獲得することこそ変化をつくる道です。
夜が更ける前に、えりも町へ到着。ライトに照らされた幌泉燈台記念塔を見て、えりもへ来たことを実感です。えりも町に燈台が建てられたのは1891年。もともとは小高い丘でしたが、まわりに町ができると街灯や家の明かりが交錯してしまいます。別の場所に移転されることとなりました。
しかし、この燈台本体は国から譲り受け、小高い丘も削って今ある公園になったとのこと。まさに町のシンボルなんですね。この公園では町の各種祭りも開かれますが、コロナ禍で中止が続いてきました。今年は開催したいとの話も聞きました。
えりも町から明日はスタートし、新ひだか町まで訴えてまわります。
【今日の句】爪に火を点す つらさを知ってるか