民主主義を汚すな

 日本共産党への大弾圧となった1928年の「3・15事件」から95年。侵略戦争や絶対主義的天皇制に反対する、国民世論の広がりを恐れての事件でした。新たな戦前にしない決意でがんばろう、との思いを新たにします。

 地方選を前に道内各地で、日本共産党に対するデマ中傷ビラがまかれています。発行元は国際勝共連合=統一協会の政治団体。卑劣な行為で民主主義を汚すようなことは許されません。

 公安調査庁は、日本共産党を破壊活動防止法にもとづく調査対象団体としています。暴力革命の方針を持っているから、との理由です。しかし、党綱領のどこに暴力革命の方針があるのか。これまでの調査で、それを裏づけることはあったのか。中傷ビラの内容も、使い古した日本共産党攻撃でしかありません。

 勝共連合=統一協会が日本共産党を攻撃し、岸田政権の大軍拡を後押しする役割を果たしていることも明確です。統一協会の反社会性を不問にして、癒着を断ち切らない自民党議員も残されています。地方選で審判をくだしましょう。

 今日は札幌市長選・予定候補者の討論会があり、じっくり予定候補者3人の話を聞きました。きばた秀男予定候補は冬季五輪招致の白紙撤回を明言し、長く医療・介護分野で働いてきた経験を活かして、市民に寄り添う市政をめざすことを述べました。労災相談にもかかわってきたことから「安心して働ける環境づくりを、町づくりの土台にも」との訴えも、きばたさんならではでした。

 子ども医療費拡充や学校給食費無償化に、自主財源がないと後ろ向きの姿勢を示したのは秋元市長。きばたさんの「かつて老人医療費の無料化は、地方から広げて国に実施させてきた歴史がある。市長みずからの迫力が必要」との言葉を、どう受け止めたでしょうか。財源も論点になりましたが、何を優先するか市長の姿勢が問われているのだと思います。

 討論会を通じて、きばたさんらしい市民に寄り添う温もりが伝わってきました。さらに政策論争も活発にして、新しい札幌市を。私も力を尽くしたい。(討論会の写真は報道と予定候補関係者のみとされたので撮りませんでした)

 【今日の句】さようなら 汚れ一掃 春だから
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畠山和也
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