子どもと向き合う時間も

 時間をいただいて、下の子(小5)が通う学童保育の卒所式に参加。コロナ禍で行事も制限されてきましたが、今年は親も子どももそろって卒所を祝いました。子どもたちの成長を、しみじみと感じた卒所式でした。

 この日のために式次第や飾りつけ、歌や出し物などを準備してきた在校生。一生懸命さが伝わってきたし、1人だった卒所生も堂々と思い出を語ってくれました。指導員が毎年つくってくれる動画から6年間の様子も伝わってきて、心あたたまる時間でもありました。

 学校から帰る子どもたちにとって「第2の家族」である学童保育。放課後だけでなく、長期休暇にはキャンプやスキー合宿もいっしょの時間を過ごし、わが家だけでは経験できない子ども時代を送れていることは感謝しかありません。

 学童保育の需要も増えるなか、居場所の確保や指導員の処遇改善は欠かせません。専門職として学ぶ機会を確保するのに、必要な体制も保障できるように。政治の役割が果たされるように、私も実感を込めて訴えていきたい。

 子どもたちとともに、私たち親もいっしょに育ちあえるのが学童保育です。卒業・進学・進級のこの季節、あらためて子どもたちと向き合う時間をつくりたいものです。

 【今日の句】成長は早いと この時期季語のよに

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畠山和也
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