公約実現へ、各地でいっしょに

 統一地方選・後半戦へのご支援に、心から感謝いたします。候補はじめ党員・後援会員のみなさんも、本当におつかれさまでした。全道の結果について、党北海道委員会常任委員会としての声明を出していますので、お読みください。

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 統一地方選挙後半戦の結果と当面する活動について

                   2023年4月24日 日本共産党北海道委員会・常任委員会


(1) 統一地方選挙後半戦で日本共産党の候補者に投票いただいたすべてのみなさんに心からお礼を申し上げます。また、日本共産党の勝利めざして、ご奮闘いただいた全道の「赤旗」読者、後援会員、党員のみなさんに心から感謝を申し上げます。

 私たちは後半戦で77市町村に111人の候補者を擁立し奮闘した結果、72市町村で104人が当選、恵庭市、砂川市、せたな町、新冠町、奈井江町の2市3町で空白を克服、苫小牧市が3から4に議席増となりました。しかし、新たな空白自治体が5町村、さらに候補者擁立ができなかった選挙区を含め、前回から10議席後退したことは大変残念です。

 前半戦の議席減に続き、後半戦でも前進できなかったことについて、道常任委員会としての責任を深く痛感しています。同時に、結果を厳粛に踏まえ、総括と教訓を導き、次のたたかいでは必ず勝利できるように奮闘する決意です。


(2) 私たちは前半戦の教訓を明らかにした4月11日付け中央委員会「常幹声明」を指針に、攻勢的な政治論戦に徹し、大量政治宣伝と「折り入って作戦」で担い手を広げぬいて勝利するために全力をそそぎました。「折り入って‥‥」とお願いし、道民のみなさんと一緒に政治を前にすすめる取り組みで教訓を得られたことは大きな財産です。また適切な「情勢判断と対策」を講じ、党の持てる力を底の底まで引き出すことに力をそそぎ、貴重な努力と経験が生まれたことも今後に生きるものです。

 党が訴えてきた「子育て支援3つのゼロ」「暮らし応援3つの安心」をはじめ、物価高騰の生活苦から暮らしと命を守るための積極提案は、その声が届いたところでは全道各地どこでも共感を広げました。また自民・公明と維新の「翼賛体制」ですすめる、大軍拡と「戦争国家づくり」に対しての批判と「憲法9条を生かした平和外交こそ、日本がとるべき最善の道」であるとの訴えには、多くの道民から共感と期待の声が寄せられました。


(3) 岸田政権の敵基地攻撃能力保有と大軍拡、「戦争国家づくり」の暴挙は、21世紀の世界史の大局的発展への大逆流です。国民の生活苦がかつてない危機に直面しているもとで、大企業は空前の内部留保のため込み、軍事費を5年間で43兆円もそそぎこむなど、「国民主権」の日本国憲法の精神を真っ向から踏みにじるものです。

 私たちは、すみやかに地方選でのお礼対話に踏み出しながら、「公約実現」のたたかいに全力をあげます。また「岸田内閣打倒」の旗を高く掲げ、道民の運動と世論を起こし、「解散・総選挙」を求めてたたかいます。来るべき総選挙で、悲願の北海道の比例一議席を獲得するために、強く大きな党づくりにただちに踏み出し、第28回党大会時比130%の党づくりにむけて全力を尽くします。この選挙戦でご支援、ご協力いただいた方々に感謝を申し上げるとともに、この機会に是非とも、日本共産党が発行する「しんぶん赤旗」をご購読していただくこと、また日本共産党に入党していただき、ともに世直しと平和をすすめる事業に参加していただけるよう、心から呼びかけるものです。

                                           以上

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 どの候補も1人ひとりが、まっすぐ市民の声を届けたいとの訴えを貫かれていました。実績が豊富な現職、住民と密着した活動を続けてきた候補、そして日本共産党候補としての根っこである平和への思い--街頭の訴えを、私も各地でうなずきながら聞きました。

 結果は自治体ごとにさまざまでしたが、「市民が主人公」の根っこをもつ日本共産党員として、いっしょに私も公約実現に力を尽くしたい。市民生活の大変さは続いているし、地域社会の課題は山積ですし、(休みを取りつつ)足を止めていられません。

 岸田政権の大軍拡・大増税や、原発回帰・マイナンバー押しつけなどにも声をあげていかないと。これからの日本の針路として、外交・環境・人権を重視することや、食料・エネルギーが自給できる持続可能な社会づくりも必要です。

 あわせて党づくりにも、各地で力をあわせたい。上記の声明にもあるように、候補を立てられず議席を失った自治体が多くあります。ベテラン党員のみなさんの大奮闘で勝利した自治体も多い実態があります。

 党自身のアップデートや仲間づくりを、とりわけ地域ごとに進めていければ、次の前進につながるはずです。党派は別に比較的若い世代が各地で当選している現実にも、個人的には謙虚に学びたいと思っています。

 これまでの自公政治による行きづまりを、どうやって突破するか。政策でも運動でも「なるほど」と思える旗印をもって、広く道民に見えるような活動もできるように。あらためて前半戦も含めて地方選のご支援、本当にありがとうございました。

 【今日の句】あらためて 初心に戻り この後も

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畠山和也
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