国は介護職場の実態を、本当にわかっているか

 朝の定例宣伝も、だんだん冷え込み始めました。昨日は釧路町議選で3議席確保、私の生まれ故郷の宮城県でも県議5議席と各地のがんばりに励まされます。明日からの出張準備の合間に、道民医連からの要請を受けました。

 紙智子参議院議員への要請ですが、国会開会中のため私が代理に受けたもの。健康保険証の維持と、介護事業所の支援や職員増員・処遇改善などが中心的な内容です。全面的に同意して、しっかり紙議員へ届けますと応えました。

 マイナ保険証を事実上強制することで、個人情報の流出や誤登録だけでなく病院でも職員の手間が取られるし、患者・利用者にとっても不安ばかり。友の会で取り組んだ一言カードにも、健康保険証を残してほしいとビッシリ書き込まれていました。

 介護分野でも、国の抜本的な支援強化は待ったなし。数々の物価や電気料金などの値上げで事業者の経営も厳しく、全国で44事業所が閉所などに追い込まれたといいます。介護職員も高齢化しており、「若い人が安心してくらせるだけの賃金や処遇に」との願いも切実です。

 来年は報酬改定をはじめ、介護保険事業支援計画の第9期を迎える節目の年になります。「保険あって介護なし」「施設あって職員なし」という実態を、必ず打開する年にしなければ。国の負担割合を大幅に引き上げて、責任を果たすよう求めていきたい。

 岸田首相の所信表明演説を聞いても、くらしの実感とかけ離れている感がぬぐえません。国民の声がいきる政治へ変えましょう。

 【今日の句】尊厳が 大事にされる 国にしたい

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畠山和也
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