利権構造にこそメスを

 底なしのパー券・裏金疑惑は、安倍派ばかりの問題ではないはず。カネと利権にまみれた政治の構造に切り込まなければ、根本的な解決にならないのではないでしょうか。内閣改造・人事一新だけでは、多くの国民は納得しないと思います。

 今日は道原発連・国民大運動北海道実行委員会の定例宣伝。署名用ペンのインクが出にくいほどの寒さでしたが、激励ともども署名してくださる方も。立ち止まって、原発ゼロ基本法案のパンフを読まれている方の姿もありました。

 福島第一原発事故から12年9ヵ月。どれだけ原発の危険性が指摘されようと、くりかえされた「安全神話」のもとで、あの過酷事故が起きました。カネの力で結ばれた「原発利益共同体」の構造が、安全を二の次としてきたことを忘れてはなりません。

 北海道へ避難してきた家庭の悲痛な叫びや、福島に残って農漁業を続けてきた農家・漁師の震えるような怒りの声を思い出します。原発事故さえなければ、落ち着いた・幸せな生活を送れていたかもしれません。カネの力で、多くの人の人生が狂わされたのではなかったか。

 明日、岸田内閣に対する不信任決議案が提出されるかとの報道がありました。これだけの疑惑を抱えながら説明責任が果たされず、政治不信を広げに広げているのですから、信任に値しないのは当然です。岸田首相みずから言ってきた「適材適所」は、誰が見ても完全に破綻しています。

 国民の声より、財界や米国の声が優先される自民党政治を早く変えなければ。解散・総選挙に追い込んで、必ず北海道での議席回復を。

 【今日の句】膿を出す 何度も聞いて きたけれど
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畠山和也
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