本気で食と農を守る政治に

 今日は空知管内から旭川市へ。米どころだけに、農業支援をと力を込めました。主食の米が手に入らないなど国の一大事なのに、自民党に危機感や責任感が見られません。今回は農業政策も大争点です。

 北海道で進む人口減少は、農家戸数の減少と重なります。全体の耕作面積が変わらなくても、1戸あたりの面積は増えたため、機械も大型化し、負債も増えています。一方で米価は上がらないのですから、これでは経営難が広がるのも当然です。

 生産費用と価格との差を埋める、国による価格保障の充実が必要なのです。農家の経営が安定すれば後継者も安心できるし、消費者にとっても価格安定につながります。農家の生産が進みますので、食料自給率も向上したというのがヨーロッパの教訓です。

 日本は自動車や工業製品輸出の代わりにと、農産物輸入が進められました。先に書いたように欧米は支援が強力なので、価格競争で日本の農家が負けてしまい、今日の農家減少になったわけです。食料自給率も低下の一途でした。

 食料自給率は、このような国内生産の力を示すバロメーター。自民党政治では引き上げ目標をもっても、政策的な裏付けがないのです。それどころか、引き上げ目標さえ放り投げるような基本法改定だなんて、本気で食と農を守る気が見えません。

 北海道の基幹産業は農林漁業。地域経済の大黒柱です。必ず議席を回復して、しっかり支える政治へ変えたい。旭川市では、おぎう和敏・道6区候補といっしょに訴え、立憲民主党を応援してるという方から「期日前投票で比例は日本共産党に入れました」とも。

 団地でベランダに出て聞いてくれたり、多くの党員・後援会員さんのなかに私の友人がこっそり来ていて驚いたり、青年が「話を聞きたい」と買い物帰りの母親を止めて最後まで聞いてくれたりと、いろんな出会いがありました。明日もがんばります。

 【今日の句】誰だって 食べずに生きて いけないし

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畠山和也
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