今日は群馬県太田市・桐生市へ。太田では語り合った後にカレーを食べて交流し、桐生では始まる前に歌で盛り上がり。太田では入党された方もいて、みんなで喜びあいました。
太田市には昨夜のうちに到着したのですが、これぞ群馬のからっ風に直面。そんな話から始まり、どなたも温かく声をかけてもいただき「雷(らい)と空風 義理人情」(上毛かるた)を実感した1日でもありました。企業城下町でもある太田市では、リーマン・ショック後の「派遣切り」で多くの方が解雇の目に遭いました。路頭に迷わないように支え合おうと、太田市でも「派遣村」を開き、水野正己市議が生活相談をおこなって「助けられた」という方もいたのでした。
桐生市は、生活保護の受給を妨げる人権侵害が明るみになり、その名が全国にも広がってしまいました。関口直久市議が窓口になって受給できたら、市職員から「もう共産党とは連絡を取らないように」とまで言われたとのことですから、とんでもない。このように両市とも「困ったときには日本共産党」という、粘り強い活動が続けられてきたのでした。そもそも憲法には、誰もが健康で文化的な生活を送れるように基本的人権が明記されています。そのとおりに、地方議員を先頭に住民の守り手として活動してきのが日本共産党なんだと、あらためて強調したい。
太田では「政府が備蓄米を放出するというけど、コメの値段は下がるのでしょうか」、桐生では「小中学校が統廃合されようとしているけど、それでいいのでしょうか」と、くらしや地域に密着した意見も次々。どの方も真剣に耳を傾けてくださった姿が、とても心に残りました。
「共産党というだけで悪いイメージがあるのを、どうすれば」「どれも政策はいいのだけど、これぞ伝えたいというスローガンは」など、次の選挙では勝ちたいからこその率直な質問もありました。私の実感や体験も含めて、話をさせていただきました。限られた時間でしたが、太田はハンドマイクを使って3部屋にもまたがるみなさんと交流し、桐生ではプレゼントまでいただきました。本当にありがとうございます。
どちらも最後は笑顔で「がんばるからね」「今度は教育の話も聞きたいな」との言葉もありがたい。明日は茨城県で、高橋誠一郎・県選挙区予定候補と街頭演説などにまわります。
【今日の句】どの風も みずから起こし 追い風に
雷と空風 義理人情
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