今日は札幌市中央区へ。商店への訪問などのなかで「しんぶん赤旗」読者も増えました。私と同世代の方とも「失われた30年」や外交問題を語り合い、日曜版をお読みいただくことに。嬉しいですね。
飛び込みで入った店でも対話が弾みます。「資材高騰で値上げしたいけど、いつもの取引先にはなかなか(難しい)」(写真スタジオ)、「小麦はじめ食材は、どれも困るくらい値上げ」(菓子店)など、厳しい声が続きました。
札幌中部民商に立ち寄ると、確定申告準備などの合間の食事中。「くらしも商売も、この先どうなるかと不安ばかり」「観光客が増えても一過性。団体客はツアー会社と連携した飲食店にしか行かない」などなど話が尽きません。物価高により消費税が増え、その分が国税で増えているのに、予算で増えるのは軍事費ばかり。急いで増やしてほしいのは、くらしや商売を支える予算こそ。この大元にメスを入れてこそ財源ができると、くり返し訴えていきたい。
冒頭に書いた私と同世代の方も「いま減税しないで、どうするんですか」と不満が次々。とりわけ農家の減少に危機感があると言います。「食べるに困らない国へ、いっしょに変えましょう」と、私からも呼びかけました。
展望を伝える「しんぶん赤旗」をお読みいただけるよう、明日も駆けまわります。
【今日の句】行きづまり 突破の力は 地域から
弾む対話、語ろう展望
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