原発再稼働も「核のごみ」も押しつけるな

 今日は宮内しおり道選挙区予定候補と、北海道後志管内の街頭演説キャラバン。日が照り気温も上がるなか、多くの方が足を運んでいただき感謝です。久しぶりにお会いできた方もいて、嬉しい限りです。

 ニセコ町では役場の近くだったこともあり、片山健也町長が見えられました。寿都町では、越前谷由樹町議から激励いただきました。本当に、ありがとうございます。

 後志管内は、国政の重要課題が集中している地域。泊原発の隣町・岩内町、「核のごみ」文献調査が押しつけられた寿都町、新幹線・並行在来線や農林漁業の課題で黒松内町・蘭越町・ニセコ町・倶知安町・余市町とをまわりました。

 泊原発は原子力規制委員会から「事実上の合格」とされました。しかし、防潮堤などの工事は途中だし、核燃料を搬送する港や運送ルートにもどれだけの費用がかかるかもわからない。高い電気料金が続きかねません。

 そもそも活断層や、埋め立てた敷地の液状化など、本当に安全と言えるのでしょうか。原発を動かせば出てくる「核のごみ」処分も決まらないまま、再稼働に進むことは認められません。

 その「核のごみ」文献調査で、町民の分断が起きた寿都町。概要調査に進めば、また同じことが起きてしまいます。鈴木知事でさえ「札束で頬をたたく」ようなやり方だと言った、地方への押しつけをやめるために私も力を尽くしたい。

 新幹線の札幌延伸が延期されたもと、バス転換するとした函館本線(山線)についても、あらためて検討し直す時とも訴えました。並行在来線はJRから経営分離するという過去の閣議決定も、見直す時です。

 バス転換といっても運転手の確保が見通せず、具体的な議論は進んでいません。新幹線工事は立ち止まって、公共交通の維持・存続に国が役割を果たすよう訴えていきたい。

 基幹産業の農林漁業、医療・介護、子育てなど他にも課題は山積です。「今度こそ国会に行かなきゃね」など、たくさんの激励もいただきました。

 ちなみに今日は、宮内さんが33歳となる誕生日。ケーキでお祝いしました。

 【今日の句】核のごみ いつも地方へ 押しつけか

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畠山和也
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