政治を変える分かれ道

 今日は札幌東区へ。「かけもちしていた2つの仕事とも雇い止め」という、ひとり親世帯からの相談が寄せられたと、前市議の平岡大介さんが話されていました。太田秀子市議とも「困っていることは遠慮なくご相談ください」と、呼びかけながらまわりました。

 通勤・通学やスーパー・商店街など、これまで通りの人出に戻りつつある一方で、苦境に陥っている方が必ずいます。声に出せないでいる方も、必ずいるはずです。問われているのは政治の側。これまでの支援策の規模と速度を考えれば、まだまだ行き渡っていないと見るべきです。

 今日も訪問したなかで、持病を抱える高齢の方が外出を控えているとの話がありました。リハビリも兼ねて外出してきたことさえ、今は自粛気味といいます。配食サービスも活用しているそうですが、健康不安を口にされました。同じような心配を抱えている方も多いのではないでしょうか。

 同時に、昨日の河井夫妻逮捕について「もう安倍首相はダメだ」など、みずからの身を守ることに必死な安倍政権の姿に怒りや批判の声も大きい。市民は申請書類の不備1つで生活に必要な給付金さえ手に入らない一方で、金にまみれた政治がはびこっていることは到底許されません。

 安倍首相だって「任命責任はある」と言うものの、本当に責任を感じているのなら真相解明のためにこそ責任を果たすべき。カジノ汚職疑惑で逮捕された昨年の秋元司衆議院議員も含め、3人もの自民党の現職国会議員が逮捕されているのです。「1人ひとりが襟を正すべき」など、一般論で済むような話ではないでしょう。

 身内で固めて利権をむさぼるような政治を続けるのか、国民の命と健康・雇用や業者を守る政治に変えるのか、いま私たちは転換期の真っただ中にいます。街頭から私も強調しました。政治の分かれ道にいるなかで、ひとすじに国民の苦難軽減でがんばってきた日本共産党の出番と自覚して、私も力を尽くします。

 【今日の句】居座って 彼らは苦難 聞いたのか
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畠山和也
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