あらためて北海道の実態を語りあった

 今日は「ほっかい新報」の企画で、道労連(北海道労働組合総連合)三上友衛議長と北商連(北海道商工団体連合会)井上元美事務局長とで、いかに労働者と中小・零細事業者を「コロナ禍」から守るかという座談会。あらためて北海道の実態を語るなかで、今こそ政治が力を発揮するべきと確認しあいました。

 道労連は3月にワンストップ労働電話相談に取り組んでますが、テレビで紹介されたとたんに4台の電話がふさがるほどの反響。特徴は「女性や非正規、フリーランスなどの相談が多かったこと」と三上さん。医療・介護現場で働く仲間の労働組合でも活躍する三上さんは、「感染者を出さない・広げないために、医療・介護従事者はピリピリするほどの緊張感」にあることもリアルに語られました。

 「昨年の消費税増税を機に閉めようとしていた飲食店が何とか持ちこたえてきたのに、今度のコロナ禍で『もうダメだ』と漏らしている」とは井上さん。人件費はじめ固定費用への支援が絶対に不可欠だと強調され、このままでは雇用への影響も大きくなることへの不安が語られました。

 「自粛は補償とセットで」「急いで医療従事者を支えて」など多くの国民が声にしているし、党もくりかえし要請してきました。しかし、政府の補償策は条件も厳しく、かつ時間がかかることも見込まれます。私だけでなく、安倍政権に対して怒りやもどかしさを感じている人は多いのではないでしょうか。感染拡大防止は取り組みつつも、しっかり国会とも連携して声を届けていかなければ。

 座談会の様子は「ほっかい新報」メーデー・憲法記念日特集号で報じられます。日本共産党北海道委員会はじめ北海道の党事務所で購読を申し込んでいただければ、お届けすることができます。一度ご覧になってください。

 【今日の句】望むのは 贅沢じゃない 安心を
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畠山和也
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