血の通った政治を

 どうも響いてこない菅首相の施政方針演説。せたな町での「つどい」でも、もう自民党には任せられないとの声も。だからこそ野党の力が問われるもと、しっかり地に足をつけた活動をしていかねば。

 「つどい」に足を運んでくださった40代の方は、いかに会社の規模を大きくしていくかを考えていたところ、この1~2年間で考えが変わってきたと言います。社会保障における公的な役割、もうけ中心の資本主義のもとで引き起こされる地球環境の破壊‥‥「共産党も変わってきたと思う。自分の考えにもぴったり来る」と話がはずみました。

 中国共産党の悪いイメージがあるもとでも、人の話をしっかり聞く地元の党町議を子どものころから知っていたといい、それが今になってつながってきていることもわかりました。結びつくことの大切さを、あらためて学びました。こういうつながりが広がれば、必ず政治は変えられると確信もしました。

 党員のみなさんとの懇談の場も持ちましたが、やっぱりコロナ禍の影響が心配との声が次々と出されました。「息子がクリーニング店で働いていますが、もともと残業代があってギリギリの生活。今のくらしが心配」「入学して間もなく休校になったため、小学1年生は学校生活や学習の土台がつくられずに大変だったと聞く」などのほか、「テレビを見ていてもスッキリしない。科学にもとづいた政策や番組でないと」との話も出されました。今日は朝に定例宣伝もおこないましたが、私の話もスッキリと届くように心掛けます。

 菅首相の演説が響かないのは、国民の苦しみを深く理解していないからだと思います。経済指標や党内力学にばかり、目が奪われているのかもしれません。今こそ求められているのは血の通った政治のはず。明日もしっかり役割を果たしたい。

 【今日の句】「国民の ために働く」 ほんとかな
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畠山和也
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