学んでこそ元気

 東京都議選も残り1週間。東京へお知り合いのいる方は「五輪中止を決断して、コロナ対策に総力を」と訴える日本共産党を伸ばすため、お広げください! 今日は北商連婦人部学習会での連帯あいさつのため、足を運びました。

 「39歳で亡くなった母から『人間は死ぬまで勉強だよ』と教わったことを思い出します。学んでこそ元気が出ます」。開会あいさつでの一言にグッときました。商売はやりがいや楽しさがあるものの、心細さだって常に感じるもの。そういう時こそ学んで力にするし、仲間の存在に励まされるのです。北商連婦人部はコロナ禍でも支え合おうと、きめ細かい連絡やプレゼントなどもしあうなかで励まし合ってきたといいます。

 食堂を営む両親のもとで育った私にとって、業者婦人といって思い出すのは母のこと。店を22時まで開き、後片付けや翌日の仕込みを済ませて、申告の季節には夜中に書類づくりに励むことになります。それでも子どもたちが朝に起きれば、母が朝食を準備してくれていました。

 学芸会の前日、衣装などの準備が間に合うのか心配していた私に、母は「大丈夫だから」と一言。その言葉どおり、朝には「桃太郎」ののぼりができていました。感謝やら尊敬やら申し訳ないやら、いろんな思いが湧き起こりながら当日を迎えたことは忘れません。家事・育児は依然として女性が担うことが多い現実は変えていかなければいけませんが、このような毎日を多くの業者婦人が送られている(送られてきた)のではないでしょうか。

 配偶者・家族の「働き分」が認められていない所得税法56条を変えようと署名や要請を続けるなかで、北海道では自治体数の過半数となる99自治体の議会から意見書が上がるにまでなりました。私もいっしょにがんばって、母にも恩返しができればと思いました。

 【今日の句】何回も 多くの笑顔に 励まされ

PR
畠山和也
PR
はたやま和也をフォローする
政治家ブログまとめ