権力があれば何でもありか

 今日12日号の赤旗日曜版に、2019年の首相演説ヤジ排除事件と国賠訴訟の記事が載っています。一昨日の尋問では、警察官の言葉に傍聴席がざわつく場面があったと、傍聴したフリーライターさんがツイッターに記していました。この回答は何だ、です。

 原告代理人「一般論として、警察が有形力を行使する法律の要件を満たしていなくてはなりませんね」

 警察官「仮定の質問にはお答えできません」

 提訴した桃井さんは、警官につかまれた時に「どの法律に抵触するのか」と聞いた際に「法律違反ではない」と説明されたそうです。しかし、先のやりとりのように、警察は法に基づいて有形力の行使をするもの。桃井さん側が違法だというのなら、それを示せばいいのに答弁不能となり、その自己矛盾の極めつけに、どこかの総理のような答弁をして法廷でも逃げるとは不誠実を通り越して「権力があれば何でもあり」となるのではないのか。

 沖縄・辺野古新基地建設の場でも、座り込む住民を力ずくで排除する権力側の横暴がありました。政権の意向に反するものは排除されて当たり前、という日本になどしてはなりません。安倍・菅政権の9年間で壊された日本の民主主義を、次の総選挙で何としても取り返しましょう。

 【今日の句】忖度と 排除の日本を 建て直そう

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畠山和也
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