命と健康を脅かす政治は許せない

 今日は松島町・塩竈市・七ヶ浜町へ。「語るつどい」や決起集会・街頭演説で、たっぷり日本共産党の政策や私の決意などを訴えました。「私も石巻出身」「私は宮教大卒業」など、いろんな結びつきで身近に感じてもらえたのも嬉しい限りです。

 日本三景の1つ・松島は朝から観光客がびっしりで、昨年くらいからコロナ禍以前に戻ってきたとのこと。観光とともに農林漁業が基幹産業の同町ですが、農家の減少が著しく、米価高騰もあわせて話題になりました。

 「私は共産党員ではないけど、今の防衛費の多さはおかしいと思う」という方は、他にも原発推進や社会保障削減など疑問だらけだと言います。「医療費が4兆円も削られたら大変になる」「食料を守る国になってほしい」など、政治への要望が次々と出されました。

 塩竈市での決起集会も「トークタイム」があり、米価高騰や医療費削減のほか学校統廃合や水産と気候危機についての質問も。どこでも生活苦や農林漁業への不安が尽きないのです。街頭演説では、その思いを受け止めた政治に変えようと訴えました。

 なお塩竈市は、日本共産党宮城県委員会が発祥の地ともいう町。坂総合病院で戦後、病院を会議室として提供し、党宮城県地方委員会が結成されました。2代目院長だった坂猶興さんは1947年の市議選で当選し、診療の傍ら政治活動にも大奮闘された歴史が刻まれているのです。

 だからこそ命と健康を脅かす政治は許せない。今日も私の訴えに、力強い「そうだ」の声が飛び交いました。元気をいただきました。

 七ヶ浜町は多賀城市といっしょの決起集会。宮城県で生まれ育ちながら、初めて七ヶ浜町に来ることができました。枕草子に「松ヶ浦島」(現・松ヶ浜)と書かれるほど風光明媚な町で、実は東北初の海水浴場が開設された町であることも初めて知りました。

 ここでも医療や介護の質問・意見が。介護職という方は、昨年の介護報酬改定による訪問介護の厳しさを強調されました。病院も経営が厳しい、とりわけ消費税の負担が重く、診療報酬の再改定は待ったなしという切迫したお話でした。

 若い世代や教育費負担軽減は必要ですが、その財源を患者や高齢者の負担に求めるのは違う。軍事費にメスを入れなければ、くらしや社会保障を支える財源はつくれない。今日もつくづく実感です。

 天下みゆき・藤原益栄両県議はじめ各地方議員のみなさんも参加いただき、本当に心強い。地方議会の様子もよくわかりましたし、大元の国政を変えることの大事さも確認しあいました。今日のうちに福島県いわき市へ移動、明日もがんばりたい。

 【今日の句】増やすなら 戦闘機より ケアにこそ

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畠山和也
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