今日は立憲民主党北海道連合の定期大会に、党道委員会の代表として出席しました。お呼びいただけたことを、本当にありがたく感じました。
今回が第3回定期大会で、1回目は結成大会、2回目は臨時大会となったこともあるのでしょうが、市民と野党の共闘にかかわる党と団体が会しました。来賓は日本共産党のほかに国民民主党(徳永エリ参議院議員)、社民党(浅野隆雄幹事長)、戦争させない市民の風・北海道(川原茂雄共同代表)、また秋元克広・札幌市長、連合北海道(出村良平会長)、農民政治力結集会議(山田富士夫会長)も並びました。
立憲・佐々木隆博代表は衆議院選挙に向けて「ともにたたかう態勢をつくっていかなければいけない」と述べられました。今回で退任することもあり「不十分な代表だったが」とくり返していましたが、市橋幹事長ともども、ご苦労しながらも共闘を進めてこられたことには心から敬意を表したいです。
私からは、2015年の安保法制反対で始まった市民と野党の共闘は、いまや道知事選をともにたたかい、市民も交えた政策協定を結ぶにまで至ったことを振り返り、「市民と野党の共闘の流れは止まらないし、止めてはなりません」と強調しました。党として、一致点で合意したことを大切に守っていくことも表明しました。
あいさつ原稿を準備するなかで、積み上げてきたものが大きいと痛感したからです。立憲主義・平和主義・民主主義の回復はもとより、くらしや税制、原発などでも一致点を大事にして前へ進む政治文化が定着するまで、どれだけの苦労があったことでしょう。かかわってきた、すべての方の思いが旗印という形になってきているんです。
会場を出て、北海道・いのちと健康を守る全国センターの定期総会でも来賓あいさつ。労災や相談の件数も増えてきているとのことで、働く人を使いつぶしても構わない新自由主義の害悪が広がっていることを痛感します。しかし、それに負けない活動や連帯も広がっています。
私からは、矢臼別平和盆おどりで聞いた、釧路日赤で新人看護師として働いていた村山譲さんの自死について触れました。ご両親が会場で話されていたことで印象に残ったのが「昔の職場は新人を育てていた。今は使い捨てるようなことが当たり前になっている」との言葉でした。
村山さんの遺書にも「成長のない人間が給料をもらうわけにはいきません」と記されていたのです。役にたたなければ生きていく価値もないと、自己責任に押しつぶされたのだと思うと胸が痛みます。もうけ最優先の経済政策が、このような犠牲を生んでいるのではないでしょうか。
ハラスメント禁止条約まで採択された国際社会から見ても、日本の現実は遅れています。ここでも安倍政権を変えなければいけないと、決意を新たにしました。本当に本当に、このような犠牲をなくさないといけない。
共闘の力で政治を変える。私も力を尽くします。
【今日の句】安倍政治 変える共闘 出す本気