中国は人権・自由の弾圧やめよ

 今日は札幌市北区へ。地域をまわっていると「中国のことで言いたい」という方が。そういえば「香港国安法」施行から1年。今日の「しんぶん赤旗」でも特集していたのを思い出しました。

 「僕は共産党を応援しているし、共産党の本質を多くの人に知ってほしい。しかし、今のひどすぎる中国を見て『あれが共産党』と言われるし、将来は党名を変えることも考えてほしい」というお話しでした。この1年間だけでも民主派の主要な活動家が弾圧され、香港紙「リンゴ日報」が廃刊へ追い込まれるなど、人権・自由の抑圧は本当にひどい。今日の「しんぶん赤旗」でも「中国は自由・人権の弾圧やめよ」との「主張」を掲げました。

 なぜ中国は、ここまでするのか。東京大学・阿古智子教授は「しんぶん赤旗」インタビューで、その理由を「中国共産党が正当性を確保できていないから」と論じました。ズバリ「思考力のある人たちを恐れ、常に暴力装置を機能させている」「一番恐れているのが、人々の自由な思想・表現」との指摘に納得しました。しかし、抑えつける力が強まるほど、自由や人権を求める国民の願いは強まっていきます。

 天安門事件の追悼集会には市民が街頭に出て、ネット上での自由な議論もおこなわれています。香港の「1国2制度」は中国にとって国際公約であり、それをふみにじっていることへの国際的批判を、中国が「内政干渉」と言うのは正当性がありません。こういう国や党こそ「共産主義」「共産党」を返上すべきくらいだと私は思います。共産主義の名を汚すな、です。

 こういう話をしながら「しんぶん赤旗」の紹介をして、この方は「じゃあ選挙まで」と条件付きですが購読いただくことに。今日は他にも「五輪なんかやったらダメだよ」「野党がしっかりしなきゃいけないんだから、共産党ががんばらないと」などのほか、「久しぶりに元気そうな畠山さんに会えて嬉しいから、しんぶん取るよ」と、こちらこそ嬉しくなるお話も。明日もがんばりたい。

 【今日の句】これまでもたたかい 自由は広がった

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畠山和也
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