今日は栗山町と岩見沢市で、宮内しおり道選挙区予定候補と演説会。夜はサポーターのみなさんと気候危機についてのつどいで、世界から身のまわりまでのモヤモヤを語り合いました。
栗山町と岩見沢市を含む空知管内は、農業を基幹産業とする自治体ばかり。演説でも米価高騰と農業支援については関心が高く、私からも価格保障・所得補償を充実するために農林水産予算の増額をと強調。「そうだ」の声と拍手に、実感が込もっているのです。他にも物価高対策に立ち向かう改革、ラピダスや新幹線延伸など北海道での課題、トランプ関税など日米関係について話ましたが、とにかく内容が盛りだくさん。総花的にならないようにしつつ、これだけの課題が山積しているのは自民党政治が行きづまったからだと再認識です。
宮内さんからも、自殺対策支援員として働くなかで感じたこと、民青同盟の活動を通じてつかんだ青年の願い、ジェンダー平等・選択的夫婦別姓について訴えました。会場を後にする方々が何人も「よかったよ」「がんばるから」と声をかけていかれましたよ。サポーターのみなさんとのつどいは、関心があって設定したテーマだけに話が尽きません。「再エネは必要だけど、大型風車などの自然破壊にモヤモヤ」「地産地消で電力はまかなえないのでしょうか」などなど。
利益優先や住民無視の再エネ開発などがないよう、欧州では20〜30年前から住民・企業・専門家や行政職員が議論を積み重ねてきました。気候変動問題でも日本は立ち遅れ、ここでも「失われた30年」だったわけです。
課題は地球規模だけに、市民世論の高まりと政治決断は欠かせません。「もう資本主義ではダメだと思い、その話も聞きたくて来ました」という方も。じゅうぶん話しきれなかったかもしれませんので、またの機会をよろしくお願いしますね。
【今日の句】あらためて 地域密着 貫こう
ここにも失われた30年
