早く日常が取り戻されるよう

 千葉県の台風被害と停電への対応は、どうなっているのでしょうか。電源車や給水車などが足りないと君津市長が述べているとは、近隣からの集中がスムーズに行ってないということでしょうか。

 対応の検証は後にしっかりやるとしても、まずは可能な支援をどんどん進めていかなければいけないのでは。熊本地震では、いわゆる「プッシュ型支援」が一定の効果もあったのに、今回はそのようなことも聞かれません。もどかしい。

 日本共産党は志位和夫委員長を本部長とする対策本部を立ち上げ、今日は千葉県に入っているようです。「災害のときは与野党なし」と言われますが、どの党もつかんだ情報は国や行政にも集中させて対策の具体化を進めることが必要です。昨年の胆振東部地震では私もずいぶんとメモをつくったものです。

 新しい閣僚が発表されました。私の感想は後日にするとして、急いで災害支援を進めてほしい。くらし、商売、農林業も、これから支援が必要になると思われます。早く日常が取り戻されるよう、願うばかりです。

 雨の札幌でしたが、原発問題全道連絡会のみなさんと今日は定例の宣伝。東日本大震災と福島第一原発事故を忘れず、毎月11日を宣伝日と決めています。仕事や家庭の忙しさから、原発のことを常日頃から考えているという方は多くないでしょう。だからこそ、こういう時にチラシを読んでみたり、ネットで検索したり、家族や友人と話題にしてほしいということも私から話しました。

 活断層の存在について、まだ否定できる資料を北海道電力が示せない状態の泊原発。もし否定できないのなら、ずるずると原発にしがみつくのは経営上の判断としてもプラスとは言えません。道民世論も再稼働反対が多数です。決断すべき時ではないのでしょうか。

 そもそも過酷事故が起きれば取り返しがつかない原発。今も多くの方が故郷を追われ、苦しみが消えていないんです。違う発電方法を選ぼう--そういう話し合いも広げていきたい。

 【今日の句】まず千葉へ 支援急いで 各大臣
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畠山和也
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