お礼にと道内をまわり「残念だった」との声も聞きつつ、来年の参院選に向けてがんばろうとの交流もできました。各地の党員・後援会員や支持者のみなさんの大奮闘が本当によくわかり、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
議席は獲得できなくても、比例北海道ブロックでの得票率は東京ブロックに次ぐ全国第2位。それでも議席を取れなかったのは力不足というだけでなく、定数8という少なさもあります。各地で話を聞くなかで、いろんなこともわかりました。
例えば、自民党は組織力をフル稼働し、これまでにないほどの業者締め付けなどもおこなっていたようです。本来は政権への審判のはずである総選挙なのに、野党共闘の審判へとマスコミの論調も移っていました。野党共闘を批判していた維新が札幌中心部で小選挙区候補による演説を広げていたなか、反論すべく日本共産党は候補を取り下げた選挙区も多くありました。
これだけ野党や日本共産党への包囲網があったなかで、北海道では議席獲得にあと一歩まで迫っていたのでした。確信にすべきは確信にすべきなのです。単なる力不足ではなく、野党共闘への危機感から権力側が総力をあげ、それに対抗するうえでの力不足ととえらえることが大事だと思います。
本気の共闘ができれば、さらに勝利できたはずという話も聞きました。協力を積み重ねていた地域もありますし、新しい一歩の模索が始まっている地域もあります。ここで共闘を壊して喜ぶのは権力側です。共闘の前進に、私も引き続き力をあわせていきたい。
ちなみに全道をまわるうえで、JR北海道による今秋の6日間周遊券(特急も乗り放題で何と半額の12000円!)をフル活用させていただきました。合計の移動距離は3000km近くにもなり、ちょうど日本を縦断して沖縄まで到達した距離になります。本当に北海道は広い。
あいさつの合間に、赤潮被害が広がっている釧路町では町長さんとも懇談させていただきました。今週は紙智子・岩渕友の両参議院議員と十勝地方へ調査に訪れる予定です。しっかり国会に反映する役割を、地に足をつけてがんばっていきます。
【今日の句】財産も 課題も次の 糧となり