これほどない切迫さに応えて

 新型コロナ対策の要請に、今日は道経産局・道労働局へ。寄せられた要望を抱え、平岡だいすけ(2区)・伊藤りち子(3区・比例)両予定候補とでおこないました。

 道経産局には、▼持続化給付金の複数回支給や減収要件の緩和、▼家賃支援金の期限延長と柔軟な対応、▼年末・年度末を越せる融資などの資金繰り対策、▼各種給付金などの周知とワンストップ相談窓口の設置--など、具体的な例も紹介しながら要請しました。このままでは年を越せないという業者があふれているのです。

 給付金等の延長については本省にも伝えるとし、感染が拡大している状況での懸念は共有される旨の答弁もありました。そうであれば第2次補正予算の予備費活用や、第3次補正予算に向けた動きを急いでほしい。見通しが持てないなかでは、つなぎ融資も借りられません。そもそも融資は借金となるのですから、切迫した状況に応えてほしいと重ねて要請しました。

 道労働局には、▼雇用調整助成金の特例延長、休業支援金の期限延長、▼アルバイトなど必要とされている方への制度の周知、▼休業支援金の対象見直し、▼企業や経済団体などへ雇調金や休業支援金の活用周知--など。寄せられた昨日の相談も、具体的な対応を求めました。お金が入らなければ暮らしていけないのですから、申請には迅速・正確に、1人残らず対応すべきであることも強調しました。

 休業手当は、法律上6割以上を支給することになっています。その手当がもらえていない場合、労働者が申請できるのが休業支援金です。ところが休業手当と称して6割未満でも支払われていれば、申請できません。たった10円でも出されていれば、対象とならないのです。これでは働く人を救済することができません。柔軟な運用ができないかと強く求めました。くらしの切迫さは、これまでにないほどなのです。

 明日も道厚生局・道運輸局へ要請します。

 【今日の句】その仕事 命を救う ためにあり

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畠山和也
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