先が見通せる農業政策を

 今日は北空知管内8市町をまわる「女性キャラバン」に参加。グライダーのまち・滝川市から出発し、途中から強い日差しに照らされ、田植えも進んだ水田の風景に心も洗われるようでした。

 北空知でも雨が少ないため、代掻きが遅れるなどあるそうです。そうでなくとも水田活用交付金の見直し・削減や、肥料をはじめとした高騰の影響にも不安が尽きません。キャラバンは女性後援会員3人が交代で「コロナ対策」「平和」「農業」をスピーチし、そのなかで農業を守る政治にしようと呼びかけられました。

 日本の食料自給率は37%。世界の人口が増え、そうでなくても食料不足が国際的課題になっているのに、温暖な日本でこの自給率とは失政と言うしかありません。この間の自公農政は輸出強化が中心で、国内自給に責任をもつものではなかったのでは。価格の安定なく5年・10年と農業は続けられません。設備投資をすれば償還しなければならないし、数年先まで見通せる安定的な価格保障・所得補償が必要です。何度でも訴えていきたい。

 私も女性3人の後に訴え。「もう何年も応援してきたよ。また応援するから今度もがんばって」との激励や、足を止めて話を聞いてくれた方は「自分は90歳」と述べながら「何か仕事はないかい」(!)という生活困窮ぶり。まだまだ体はお元気そうでしたが、老後の安心はどこに行ったのかと、つくづく考えさせられました。旧産炭地は高齢化も進んでいるだけに、社会保障の充実は切実な課題と痛感です。

 10月には75歳以上で、年金が年200万円以上の方は医療費窓口負担が2割へと倍加されます。北海道では15万人以上が対象になります。国会で賛成した自民・公明・維新の責任は大きい。物価高騰を前に、政府がくらしを支援するというのなら実施を中止すべきです。

 芦別市では、党の松井邦男市議が案内してくださって、無所属の若松市政市議が街頭演説を聞きに来てくださいました。写真を見てピンときた方はプロレス通。新日本プロレスのストロングマシーン軍団マネージャーとして、人気を博した「将軍KYワカマツ」さんです。私もテレビで見ていただけに、初めてお会いできて思わず興奮。写真をお願いせずにはいられませんでした。この写真、ずっと取っておきます。

 夜のうちに紋別市へ到着。明日からはオホーツク地方をかけまわります。

 【今日の句】この空は 平和だからこそ 美しく

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畠山和也
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