こんにちは。小泉進次郎です。 朝日新聞の「論座」にインタビュー記事が掲載されました。私が厚生労働部会長としてまとめた社会保障改革ビジョンを二人の自民党の大先輩と語った珍しい企画です。 1回目は、自民党の社会保障制度調査会長、鴨下一郎議員との対談です。 鴨下先生のお話で印象的だったのは、今回のビジョンで唱えている「リバランス」のくだりです。――リバランスは「第3の道」と書かれています。給付削減という第1の道、負担の拡大という第2の道より、この先は優先していく発想ですか。鴨下先生:「負担を上げさせてください」という話が簡単にできればいいのでしょうが、消費税を上げるとなれば、経済が腰折れしないか、消費マインドは冷え込まないかも考えなければならない。必ずしも取り得る選択肢になりません。給付を制限すれば、年金生活の方々は直接打撃を受けます。いまの⺠主主義はリアルタ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』