こんばんは。小泉進次郎です。 環境省が管理する「新宿御苑」(東京都新宿区)では、桜の花が咲き始めました。 新型コロナウイルス感染症の影響で、休校や大規模イベントの自粛など、日々様々な形で国民の皆さんにご協力いただく中、屋外の新宿御苑については、感染拡大リスクの低い憩いの場として、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を講じた上で開園継続という判断をしました。園内のトイレでは3ヶ国語で石けんによる手洗いの案内を掲示 桜の時期には一日あたり最大で約7万人来場がある新宿御苑での、入場時の行列や大勢の人が密集することによる感染リスクを下げるため、環境省の地球環境局で「ナッジ」を担当するメンバーの提案により、テープを貼ることで行列の集中が起きないように準備をしました。 「ナッジ」とは、英語の「nudge」のそっと後押しするという意味で行動科学の知見を活用して、人々が選択し、意思決定する環境をデザインし、それにより行動をデザインすることで、「人々が自分自身にとってより良い選択を自発的に取れるように手助けする政策手法」のことです。元々の施策を補完してその実効性・効率性を高めることに用いられるもので、私は以前自民党の厚生労働部会長だった時に、「ねんきん定期便」のデザインを改修する際にも、ナッジを活用しました。 新続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』