気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次評価報告書の公表があり、大臣談話を発表しました。

こんばんは。小泉進次郎です。 先ほど、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次評価報告書の公表があり、私から談話を発表しました。ポイントは、気候変動対策が成功すれば災害は減らせるという希望が示されたことです。 報告書については環境省のサイトをご覧ください。 IPCCによる第六次評価報告書(AR6)に関する小泉環境大臣談話 令和3年8月9日(月) 本日、気候変動分野において重要な政府間組織で ある、「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)による第六次評価報告書(AR6)第I作業部 会報告書の政策決定者向け要約(SPM)が公表されました。 日本から選出された10名の執筆者の方々をはじめ、この報告書に関わられた多くの皆様の御尽力に深く感謝申し上げるとともに、心から敬意を表します。 今回の報告書には、多くの示唆に富む知見が盛り込まれていますが、特に、3つの重要な知見をいただきました。 ① 第一に、これまでは、20世紀半ば以降の温暖化の主な要因は、95%以上の確率で人間の影響であるとされていたのが、今回初めて、人間が原因であることは議論の余地がないと言い切る報告となりました。 ② 第二に、世界中のほぼ全ての地域で、命にかかわる被害をもたらす熱波・豪雨等の極端現象が増加したことが初めて報告されました。  さらに、熱波のような極端な高温現象については、人間の活動が極めて高い確率(95%以上)でその原因となった事例があったということも初めて報告されました。  例えは続きをみる

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