まぶちすみおの「不易塾」日記 2023年(令和5年)1月1日(日)第1906号 □■戻りつつある正月

 2019年の吉野山中での交通事故、その後の新型コロナ蔓延、そして昨年の元旦は国対委員長として泉代表と共に宮中での新年祝賀の儀参内、といわゆる年越し行事のほとんどに参加がかなわなかったり、開催そのものがなかったり、の3年余だった。

 夜を徹しての、元旦参りや新年祭、歳旦祭などへの参加は、寒さ厳しい中、体力的にもキツく感じていたし、この3年余は年越しの瞬間を屋内で過ごすということが続き、ある意味それに慣れつつもあった。

 しかし、今年は、コロナ第8波の影響があるとはいえども、行動制限のない正月ということで、地元各所での催しが広く行われた。

まぶち事務所としても、久しぶりの夜を徹しての挨拶回りで、新人や東京から転勤のスタッフも含め初めての経験で、それなりの寒さの中、覚悟をもって臨んだ。

 そして、実際に家族や事務所総出で回ってみると、厳しい寒さの中での行列も、またピリッとして、「あ~、これが、正月だよなぁ…」と、かつてを思いだし、冷気もいとわなくなる瞬間が訪れた。

 かつてほどの賑わいには、まだ、届かないかも知れないが、少しずつ戻りつつある正月。

 今年1年、混沌を見極めながらも勝負の年、と心に誓いつつ、深夜の元日に列をなしながら未来に期待を寄せる多くの皆さんの喜びを感じ、こうして静かな一日を過ごせる事に心から感謝している。

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