県土整備常任委員会/代表質問⑧≪地域の安全対策≫相次ぐガードレールの盗難

こんにちは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

本日、千葉県議会では私が所属する県土整備常任委員会でした。負託された議案はすべて可決となりました。

これから着替えて、我孫子ライオンズクラブ例会へと急ぎます💦

 

さて、県土整備部関連の内容も代表質問で一部取り上げました。

それは『県管理道路の相次ぐガードレールの盗難』です。

昨日、千葉県北部中心に太陽光発電所から銅線ケーブルが盗まれる被害が多発しているという報道もありました。

 

昨年12月以降、県内各地の市道などで少なくとも200枚以上が盗まれており、その背景として新型コロナウイルスなどの影響で鉄スクラップの価格が高騰していることが指摘されており、リーマン・ショック直前の2008年7月以来の高値となっています。

コロナの影響で解体工事が遅れるなどして鉄の廃材量が減っていることが原因とされています。

県が管理する道路では、我孫子市で1月25日に盗難が確認されてから、印西市や佐倉市で同様の被害が次々と判明しています。以下、表を見れば歴然です。

 

ガードレールは、車両の損傷や乗員の負傷を最小限に抑え、歩行者などへの人的被害や沿道施設などへの物的損害も防ぎ、県民の命を守るために重要な役割を果たしています。

【水野質問】

県管理道路におけるガードレールの盗難の現状と対策はどうか。

 

【穴澤副知事知事】

●本年1月から3月にかけて、印西市など5市町の県管理道路において、ガードレールの盗難が8件発生し、被害金額は約97万円であり、警察署へ被害届を提出。

●被害の発生を受け、県では盗難の発生した箇所を中心に、道路パトロールを強化したほか、ガードレールをより取り外しにくいナットで固定するなど、様々な対策を講じている。

●今後も道路パトロールの実施などにより、 適切な維持管理を行い、ガードレールの盗難防止に努めていく。

 

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新型コロナの影響やロシアのウクライナ侵攻、物価高騰により、あらゆる場面で影響が生じており、本日の委員会においても自民党の先生から事業の遅延等が発生しないのか、といった主旨の質疑が行われました。

建設業における適正な請負代金の設定や適切な工期の確保は喫緊の課題として、我々もあらゆる側面からフォローしていく必要があります。