本日から12月千葉県議会が開会/各種政策・要望(介護人材等)の実現状況について

こんにちは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日11月25日から12月定例県議会が開会となりました。

熊谷知事より補正予算、各種条例案及びその他附帯議案31議案のほか報告2件です。

特に今回注目している議案は市街化調整区域内において市町村の都市計画マスタープランに基づく開発を行えるようにするための条例の改正です。

広域的幹線道路の整備や成田空港の機能強化等に伴い、企業立地のポテンシャルが高まっており、市町村では都市計画マスタープランに産業拠点等の整備を位置付けているものの、こうした拠点等が市街化調整区域にある場合は原則として開発が抑制されます。そのため、市街化調整区域内に計画された産業拠点等に開発を誘導し、企業立地を可能とする新たな許可基準を設け、市町村の都市計画マスタープランに位置づけられた拠点整備を実現することを目的としています。

 

次に新型コロナウイルス感染症についてです。

知事より、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行の懸念があることから、オンライン診療を含めた体制整備など新たな施策を打ち出す準備をしているとの報告がありました。

その内容は改めて追加提案されますが、私どもの会派でも新規の対策について、ヒアリング等を行いました。

千葉県では10月下旬から徐々に新規感染者数が上昇しはじめ、昨日までの7日間平均で3,458人となっており、高い水準で感染が拡大しています。予防と医療提供体制の整備と両輪で、働きかけていきます。

 

さて、もろもろ政策やご要望等の協議に入っているわけですが、1つずつご紹介していきます。

まずは介護福祉士として千葉県内介護施設で就労することを目指す外国人留学生を支援する「千葉県留学生受入プログラム」についてです。

この事業については6月の私の代表質問にて取り上げたものです。

 

※6月定例県議会代表質問

 

千葉県における65 歳以上の高齢者人口は令和2年で過去最高の 170 万 8 千人で、高齢化率は 27.0%。

さらに75 歳以上の高齢者人口の増加は顕著で、令和7年には平成27年の約1.5 倍の107万2千人になることが見込まれています。

大きく伸びる介護需要に供給サイドが追い付かない大きな原因の一つが、介護人材不足で、慢性的な人手不足の状態が常態化しており、千葉県では2025年には約7000人の介護人材が不足すると推計しています。

 

千葉県では「千葉県留学生受け入れプログラム』という独自事業があり、外国人を受け入れる様々なルートがある中で、このプログラムは施設側からも留学生側からも大変好評です。

 

 

一方、新型コロナウイルス感染症の影響のみならず、福祉人材は先進国でも、国内でも奪い合いの状況下で、福井県では職員がタイに行き、戸別訪問をして勧誘を行っていたりと、他の自治体がかなり力を入れていることから、千葉県の今後のことも考慮し、世界情勢を鑑み、職員が現地視察をして開拓をしていくことも視野に入れるべきという質疑を行ったところ、県からは県内の介護人材不足の解消を図るため、留学生受入プログラムの継続により、外国人介護人材の確保と育成に取り組むという前向きな答弁をいただいておりました。

 

その後、今月11月29日から職員が現地(ベトナム)に赴き開拓してくる、という報告がありました。

要望していたことが実行され頼もしく思います。

また随時、ご報告を継続していきます。

 

次は電話 de 詐欺について。

先般、我が家に3回、電話 de 詐欺がかかってきました。

※皆様、知らない番号は出ないのが一番です!

 

その内容が「老人ホーム入居の優先権」であり、すぐに県警に報告。北海道では1億円を超える被害が出ている、現在横行している詐欺ということから、千葉県警ではチラシを製作したとの報告を受けました↓

 

 

老人ホームの入居件絡みは詐欺ですので、皆様くれぐれもご注意ください!

 

次に先週の土曜日に佐倉市にて発生したと報告を受けたロードバイクの正面衝突事故についてです、

所属する手賀沼自転車倶楽部からご報告を受けたのですが、もともと危険といわれていた箇所とのことで、本日、千葉県警と協議。状況等を確認していただき、自転車倶楽部の皆様からご意見や情報、アイディア等をいただきながら適切な安全対策を求めていきます。

 

また、保育士の処遇改善、脳疾患の予防・医療提供体制整備等は現在、政策協議中ですので、改めてお伝えしていきます。