【千葉県議会】予算委員会/コロナ、4月以降の医療提供体制及び公費支援等について

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

本日、千葉県議会は予算委員会最終日です。

 

我が会派「千葉政策議員団」からは圧倒的な調査力のすなが和良議員(君津市選出)が2日間にわたり登壇しました。

 

1日目は入札問題一本で鋭く切り込みました。

県の公共工事に絡む汚職事件については、1月に北千葉道路建設事務所元所長、2月には県土整備部道路整備課の職員と2名の県職員が逮捕されるという異常事態となっており、入札に関しては第三者委員会で事務の総点検を行うこととなっていますが、須永議員からは県土整備部以外の入札案件の調査、逮捕された事業者が落札したほかの入札案件や逮捕された職員が関係したほかの入札も調査すべき、と指摘。

また、物品委託については、入札前に公表されない予定価格と落札価格が同額だった入札について質問したところ、県の答弁によると、令和4年度は144件、令和5年度は12月末時点127件とのこと。

100%落札率の多さについて、運用規則の策定などを求めました。

 

本日は環境問題では、水道水源保護条例の制定を求めるものや福祉・医療では介護人材を確保するための予算拡大や医師少数区域への対策など、多岐にわたって須永議員が質問をされました。

注目議員なので、皆さん真剣に聞いているのが大変印象的でした。

 

次に、新型コロナウイルス感染症における4月以降の医療提供体制及び公費支援等について、厚生労働省が発表した方針を受け、千葉県の対応をお伝えします。

 

まず5類感染症移行後の医療提供体制については、外来医療・入院医療体制ともに広く一般的な医療機関による対応が行われているところです。

 

○外来医療・入院医療体制について
3月末をもって通常の医療提供体制への移行期間を終了とし、4月以降、通常の医療提供体制とすることが示されたところです。

外来医療体制については、4月以降、広く一般的な医療機関で新型コロナの診療に対応する通常の医療提供体制に移行し、外来対応医療機関の指定・公表の仕組みは3月末をもって終了となります。

(※千葉県では現在約2,100機関が指定・公表されております。アップデートはしませんが、過去の記録データとして参考までにそのまま掲載されます。)
入院医療体制については、4月以降、新型コロナ患者用確保病床によらない形で入院患者を受け入れる通常の医療提供体制へ移行します。


○治療薬および入院医療費の公費支援について
一部自己負担を求めた上で公費支援を継続していましたが、4月以降は他の疾病と同様に、医療保険の自己負担割合に応じての負担となり、医療保険における高額療養費制度が適用されることになります。

○新型コロナウイルス感染症相談センターについて
同相談センターは3月末をもって終了し、4月以降、発熱時等の受診相談や陽性判明後の体調急変時の相談は他の疾病と同様に医療機関等への相談となります。

(※現在、全県下で1日50件以下となっているため、保健所や医療機関等で対応可となっています)