1週間の主な活動報告/千葉県の法定雇用率について

新しい1週間が始まりました。

こんにちは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

先週1週間の主な活動報告を公式HPに更新いたしております。

 

 

現在、千葉県議会会期中でして、先週行われた一般質問の中で法定雇用率に関する質疑がありました。

 

公式HPにも掲載しておりますが、2018年に複数の中央省庁が雇用する障害者の数を水増ししていた問題が発覚し、その後千葉県においても、庁内の障害者雇用率を過大に算定していたことが判明しました。
以降、私はこの法定雇用率未達成の課題を追いかけており、これまで幾度も議会にて取り上げておりました。

 

 

 

 

 

 

今議会の質疑では、令和4年6月1日現在の障害者雇用率は、法定雇用率2.6%が適用される任命権者では、知事部局が3.03%、企業局が3.35%、病院局が2.78%、警察本部が2.85%となっており、法定雇用率2.5%が適用される教育委員会では、2.38%と未達成であることがわかりました。

 

県教育委員会の答弁によりますと、法定雇用率を達成するためには、約30人不足しているとのことです。

特に県立学校の環境整備等を行うクリーンメイトセンター事業において採用数が定員に達していないことから、障害者就業・生活支援センターや特別支援学校等と連携し、採用を進めており、併せて、相談員を9人に増やすなど、相談体制の充実を図り、就労の定着にも努めていくとのことでした。

県教育委員会には法定雇用率の達成に向けて、積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 

厚生労働省の障害者雇用状況調査によると、2021年には障害のある人約60万人が一般企業で雇用されており、過去最高を更新していますが、一方で定着率の低さも課題となっています。

私はグループホームの役員を務めていたり、地元の農福連携を支援しています。

 

農福連携:作業中の様子を視察

 

個性や適正を活かせるような仕組みを活かして誰もが安心して活躍することができるよう多様な働き方の創出をめざしていきたいと思います。